Vakantie(8/4、最終日)
この日は朝から荷造りをして帰るのみ。ブログに書き残すほどの事は特になかったのですが、その代わりに、今回の旅の感想を書きたいと思います。
あまり夏のバケーションに積極的でなかった私たち、Verodon渓谷の動画を見て、この夏はここに行ってみたいと心が動きました。車でも行きたくないし、わざわざ高い飛行機のチケットを買うのも嫌。偶然にもLCCのマルセイユへの往復チケットがあり、行くことを決意！
せっかくの南フランスなんだから、海も楽しみたい、でも人が多いのは嫌、という我がままな私たち。調べに調べて計画をしました。
旅行前、友だちたちに「南フランスへ行く。」と伝えると、声をそろえて、「素敵だけれど高くて混んでる。」と言われました。混んでなさそうな素敵な場所を選んで計画したものの、覚悟はして出発。
しかし、調べつくした甲斐あって、旅行中は混んでいてストレスになるような場所はどこもなく、毎日とても楽しく過ごせました。もちろん、場所によっては朝一で出かけたり、混雑を避けることはしました。
船で行ったPorquerolles、Gorge Verdonでのカヌー、天体観測、Sillans-la-Cascade(滝)、ハイキングと川遊び、Velleronのお庭の広いホテル、Gordesの街とパン屋さん、Roussillonの街と赤土、美術館、どれもこれも甲乙付けれない感動の毎日で、今でも鮮明に記憶に残っています。
感動した理由の一つは、フランス人の美しさへのこだわり、哲学を感じ、感動したからだと思います。
そしてこれ以上長く滞在していても、行きたいところがないと思ったほど。行きたい場所、経験したいことは全てやりつくしました。こんなにも満足した旅行はなかったです。
調べつくしてくれたパパ、旅行中ずっと運転をしてくれたパパに感謝しかありません。素敵な旅で、この上ない満足だし、本当に楽しかったです。
しいて言うと、もう少し街をゆっくり散策したり、カフェでお茶でもしたかったかな。これはこの先、パパと二人で来た時に実現したいと思います。
ママ
Vakantie(8/3)Ⅱ
予想以上に長居した美術館をあとに、Saint-Remy-de-Probanceという街に行きました。目的はランチ！今回の旅行で、この日まで一度もレストランにもカフェにも行かなかった私たち。最後にちょっぴりちゃんとした外食をしようとこちらの街に来ました。
お目当ては、、、
そば粉のガレット！生地は薄くてパリッと、私の卵の焼き加減が絶妙！
子供たちは、ハムとチーズ。
パパはヤギのチーズとハムのガレットを注文。ヤギのチーズ、美味しいかったそうです。
そしてデザートのクレープ！パパとめぐみは自家製チョコレート。一喜はフランボワーズとバナナ、私はフランボワーズとリンゴ。
これも薄くて表面はパリッ、フランボワーズのソースがトロッ、としていて絶妙に美味しかったです。
そして、お腹が満たされた次はハイキングをしようと山の方へ移動したら、進入禁止に。極度の乾燥と気温の上昇で、いつ山火事が発生してもおかしくない状況だそうで、この日はこのあたりの山は全て進入不可になっていました。
私たちが行こうとした場所にも、すでに消防車が数台スタンバイしていました。そんなわけで早々ホテルに移動し、プールに入ってクールダウンしました。
ママ
Vakantie(8/3)Ⅰ
この旅行、3つ目の目的、http://www.carrieres-lumieres.com/ へ。
この美術館、こんな場所に本当に美術館なんてあるの？と疑ってしまうような山の上にあります。山道を20分くらい登り、一見何もないような場所に急に沢山の車が停まっていて、ここに美術館があるのだと分かります。
山の石を切り抜いて作ったようでした。
テーマは、ゴッホと偶然にも日本。
ゴッホの作品と共に彼の一生を表し、感動しました。日本のテーマの作品は短いものでしたが、個人的にはゴッホ以上に感動しました。この感じ、来年の東京オリンピックでも使われるといいのになぁ。
作品と作品の合間、少しだけ明るくなって美術館の全体が見ることが出来ました。これはこれでまた素敵な空間でした。
そしてこれはトイレへ行くための通路ですが、ここがまた素敵で、 言葉にならないです。
話は脱線しますが、写真を撮ってびっくり。私の日焼け。途中でタイ人ですか？と声をかけられたけれど、写真を見て納得。もはや自分でもどこの国から来たのか分からない(笑)
話は戻りますが、感動で言葉にならない美術館でした。こんなにも感動した美術館はあったかしら。他の国では感じられないフランス人の哲学、美しさ、格の違いを感じました。
ちなみに、ゴッホの前はピカソやシャガールだったそうです。これも見たかったなぁ。
今でも感動が、体感や頭に鮮明に残っています。
ママ
Vakantie(8/2)Ⅱ
Gordesで心もお腹も満たされた後は、Roussillonとうい街に行きました。こちらも小さな街ですが、駐車場のすぐ近くに不思議な場所があるので、まずはそこに寄りました。
ちょっと見るだけと思って行ってみると、入場料が必要なハイキングコースになっていました。入ってみて20m歩くだけで衝撃！
ご覧の通り、崖や階段を見る興奮して走り出し、止められない一喜。階段だろうと急な坂道だろうと、一瞬で遠くまで走り去ってしまいます。
衝撃の理由は写真の通り。いきなり、ドーンと赤や黄色の崖が現れて、言葉にならない衝撃でした。車で走っていると崖は沢山あるけれど、こんな色の崖は今まで一度もなく、このエリアだけが不思議な色の土で出来ていました。
土はまるでチョークの粉のように細かく、手で触るとコンテのように手が染まりました。
50分ほどのハイキングコースを歩いた後は、街に入ってみました。
街の家の壁は、この土で色を付けて仕上げることが規則だそうです。
今まで見た事のない壁の色。家それぞれ違う色だけと、街として統一感があって、Gordesとはまた違った美しい街でした。
もう少しホロホロとお店を見たりしたかったのだけれど、、、子供たちは、暑いしつまらなくて、もう別の場所に行きたくて仕方ない様子。と言うわけで子供たちに合わせて撤収することに。
ここももう一度ゆっくり来て見たい。
ママ
Vakantie(8/2)Ⅰ
ここまで大満足の旅でした。毎日が予想以上の感動で、この先は尻つぼみな旅になってしまうのではないか、と少々思ってしまったこの日のスタートでした。
ここはGordesという街で、天空の城ラピュタの基になったのでは、と言われている街の一つだそうです。まずは外から街全体を見ました。
次は気になっていたパン屋さんに行ってランチ！以前パリに行った際、バケットが感動するほど美味しかったので、この旅行は美味しいバケットを食べつくす旅にしようと決めていました。
が、ここに来るまで、美味しいバケットが見つからない。ネットで評価が高いパン屋さんに行っても、正直、オランダの不味いバケットの味がして。。。しいて言うなら、カルフールのバケットが一番ましだったり。
パリ以外にはもはや美味しいいバケットはないのかと諦めていたのですが、ここのバケットやパンは違った！
どれを食べても本当に美味しく、サンドイッチはシンプルで、ハムとピクルスのみ、モッツァレラとトマトのみ、のバケットのサンドイッチ。驚くほど、今まで食べた事がない美味しさ！
パパがお替りしたくなり、すぐさま買いに戻ったけれど既に売り切れ。
お腹が満たされ、街を散策に。
パパと二人でこの街を訪れたなら、きっとランチかお茶をしただろうと思わしきカフェやレストランが。どの通りも可愛いし、街ゆく人々もおしゃれをしています。そして、とにかく街が美しい。ヨーロッパの街をいくつか行きましたが、こんな感覚は初めてだなぁ。
お腹も心も大満足な街でした。10数年後、パパと来たときはこの街でカフェかレストランに入って景色を楽しみながらゆっくりしたいです。
ママ
Vakantie(8/1)Ⅲ(おまけ)
広い庭にプールもあって申し分ない宿だったのですが、2つほど難点が。一つはハエ。クーラーが効いた部屋なのに、部屋にはハエが何匹も。飛んでるだけならいいのだけれど、足や腕に止まってくるのでとてもうっとうしくて。ハエ叩きはなく、外に逃がしたりして殆どは対処しました。
そして、ホテルの説明書きを見ると、、、チェックアウト前に自分たちで掃除をすること。キッチンやシャワールーム、床に関しては掃いてからモップもかけて、と。ゴミは自分で持って出て、通り道のゴミ箱に捨てるように。さらには、ベッドのシーツ類は剥がして下に持っておりておいて、などなど。ちゃんとしないと、100€頂きます！との脅迫文まで。
朝起きてから、パパと掃除しました。チェックアウトの際、これでいい？と聞くと、チェックなしでOK！と。
脅迫文のおかげで、きっとみんな掃除して出るのでしょう。予約するとき、見た目の割にお値段がお得なホテルだなぁと思っていたのですが、こんなカラクリがあったとは。やられました(笑)
写真は一人で私が朝さんぽしたとき。朝はひんやりと肌寒いくらいでした。
ママ
Vakantie(8/1)Ⅱ
その後は順調に宿に向かいました。次の宿は楽しみにしていた宿です。
まずは入口がすごく可愛いくて、それだけでも全員テンションが上がる！
庭も可愛い！
ここが私たちが泊まった部屋。この旅行、初めてのクーラー付きの宿！
みんなで庭を散策してみました。部屋の側にはプール。
プライベートプールではないですが、宿泊施設が4つしかないので、ほぼ貸し切りでした。
庭を歩くとアヒルがお出迎え！人懐っこくて近寄って来ます。
他には、ニワトリ、子ヤギ、犬などもいて、一喜は動物と楽しく遊んでいました。
敷地内には小川も流れていました。やっぱりここの川もエメラルドグリーン。水はキレイで冷たく、足を冷やすととても気持ち良かったです。
その後、子供たちは2時間以上プールで遊んでいました。大満足だったようです。海や湖、川も楽しそうだったけれど、こんなプールでも子供たちは十分遊んでられるようです。
夜ごはんは、エビをアリオリソースで頂きました。南フランスの野菜や果物、新鮮で美味しかったです。
ママ
