Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

最近のご近所

9月、10月と雨が多く、キノコにとっては好条件がそろったようで、家の近くはキノコだらけ。

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もちろん、写真の通り食べれそうもなく毒々しい。

そして2週間ほど前から、我が家の前で写真を撮る人をよく見かけます。

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最初は携帯で撮ってる人だけでしたが、先週末からは三脚を立てたり、望遠レンズのカメラを抱えて来る人がひっきりなし。我が家の家の前の木に、フクロウがいるのです。

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よく見ると何匹もいて、金曜日は11匹も確認できました。

結構高い場所にいるので、下からだとよく見えないのですが、またまた優しいお隣さんが双眼鏡で一緒に見ようと誘ってくれて、子供たちも立派な双眼鏡でフクロウを確認。

日中はじっとしてて動きませんが、夜になるとエサを取りに飛んで行き、朝になるとこの木に戻って来ます。今日は夕方、子供たちとフクロウが飛ぶ瞬間を見ました!(動画はのちほどアップします。)

ママ


 

長かったシーズンが終わった

今夜をもって、やっと今シーズンのテニスが終わりました。

シングルスの大会は先月終わっていたのですが、ダブルスは11月に入ってからも4試合もあり、やっと今夜すべての試合が終わりました。(眠いのですが、興奮もしていて眠れないのでブログを書いています。)

 

ダブルスはcompetitieという大会に誘われて(シングルスで戦った相手に誘われました。)参加したのですが、予想以上に大変な大会でした。

 

この大会は4-6人くらいでチームを組み、8チームの総当たり戦で戦うリーグ戦です。

妻が春に同じ大会に出場していて、怪我人の代理で何試合か出場したことがあるので、同じようなものだろうと高を括っていたのが大きな間違いでした。

今回は毎週金曜日の夜に行われる秋の大会なのですが、妻の参加していたレベルよりも高いレベルに誘われていて段違いのレベルの相手と、しかも毎週金曜日の夜に3セットマッチを2試合も行います。

試合は夜7時30分くらいから始まるのですが、休憩を挟んで2試合もすると、いつも試合が終わるのは23時を過ぎていて、試合が長引くと24時を回ることもあります。

早起きの僕はそこでクタクタなのですが、試合が終わったあとは敵チームも交えて飲み会になります。なので、それが終わって家に帰るといつも深夜の1時か2時になっていて大変なのです。

 

ダブルス自体が練習をしていないので苦手なのと、僕たちか選んだレベルが僕達メンバーよりちょっと上のレベルなので、結果は14戦して、5勝9敗とほろ苦デビューでした。

 

ただ、テニスのような個人スポーツで仲間とチーム戦でやるのはとても楽しくて、また新しい仲間ができ、いろいろな人と知り合えて楽しかったです。

僕たちのチームは6人のチームなのですが、似たもの通しが集まるのか、6人中4人は自営業か中小企業のオーナー経営者(おまけに一人はいつも遅刻するデザイン会社の経営者です。全くデザイナーってやつはどこの国でも。。)で、それを公務員のキャプテンがマメに働いてまとめるという凸凹チームです。

今日はそのうちの一人が先月会社を売却し早期リタイアをしてその話でみんなもちきりでした。

 

対戦相手はというと、いろいろな地区のいろいろなチームと対戦するのでそれもまた面白かったです。

オランダに5年住んでいるとはいえ、基本的に普段自分の住んでいるエリアの外の人達とはそんなに関わりがないので知らないものです。(日本にいたときもそうでしたが)

 

隣の州の人と対戦するとびっくりするくらい気質が違ったり、労働者階級が多く住むエリアとも対戦したり、新たな出会いをして、世界が広がり本当に良い経験でした。

しかもテニスの試合をするだけではなく、試合前にも対戦相手と一緒に30分をお茶をして、試合後にも一緒に2時間くらいビールを飲み明かすので、日本のスポーツの在り方とまた全然違って面白いのです。まあ、その分とっても大変なのですが。

 

とにかく今夜やっと長かったシーズンが終わって一段落です。

オランダはすっかり寒くなり今夜も気温が2度くらいの中テニスをしました。(寒い中、ストレッチをしっかりせずにやったので足がつったり大変でした。)

日中もあと数週間もしたら外でのテニスは難しそうで、今シーズンのテニスはそろそろ終わりかなという感じてす。

夫婦共々(別々の仲間とですが)、2週に一度のペースで日曜日の夜に室内でのテニスを友達としているのですが、それくらいで冬はのんびりしたいと思っています。

 

そんな風に考えていたら、バスケットボールのチームから招待を受けたので、冬は室内でバスケットボールでもしようかなと思っています。

まさか、この年になって、しかもオランダで、こんなにスポーツに明け暮れと思っていませんでした。

 

ほんとやれやれという感じですが、案外そんな感じで忙しくて、ブログを書いてる暇もないですが楽しくやってます。

 

パパ

半分お遊びなテニストーナメント

半分、と言うか、ほぼお遊びのテニストーナメントにめぐみが初出場。サーブなんて殆ど打った事がないし、ルールすらよく理解してない状況。最初は緊張気味でしたが、まるで天使!?と言っても過言でないほどの優しいお姉ちゃんたちのお陰で、めぐみは楽しくテニスが出来ました。f:id:patatje:20191104055134j:plain

めぐみのレベルは一番下のレベルですが、上のレベルのお姉ちゃんお兄ちゃんたちと組んで試合をするようになっていて、何とか試合になってました。

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優しいのはお姉ちゃんだけじゃなくお兄ちゃんたちも。めぐみがツーバウンドで返しても見過ごしてくれたり、ネット近くからサーブを打っても許してくれたりと、優しい子たちばかりで関心しました。

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2試合したらチップスを食べながら休憩。こんな時も、背が低いめぐみのために、手が届きやすい場所をそっと空けてくれたり、本当に優しくて気が利く子たちでした。

休憩後にまた2試合し、その後はみんなでピザやフライドポテトをワイワイと!大会に参加してない一喜が一人外で遊んでいたら、一緒に食べる?と声をかけてもらい、ちゃっかり参加。

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そしてガッツリ食べる一喜。

ちなみに、めぐみの試合中、一喜はと言うと。

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一番のお気に入りのお兄ちゃんと2時間も遊んでもらっていました。このお兄ちゃん、今年からは中学生。去年までは、お兄ちゃんを見つけると一目散に走って行って、校庭でよく一緒に遊んでもらっていました。この日は久しぶりに遊んでもらい、満たされた一喜でした。それにしても、中学生が5歳の子供と2時間も遊んでくれるなんて、私の育った環境では記憶にないなぁ。

めぐみも楽しくて、また大会に出たいと言ってました。

この大会、サポートしているのはボランティアの親たち。当日は、準備も含めて二組の夫婦がボランティアで大会を運営していました。一組はめぐみのお友達の親です。

学校でもテニスの大会でもボランティアをしている人は沢山いますが、やらされている感、何となくやらなきゃいけない感が全くありません。本当に好きでしたくてボランティアをしているのが印象的です。

ママ

めぐみとお出かけ

秋休み、めぐみと二人で過ごす時間を作りました。めぐみは、工作するための材料が欲しく、それのお買い物に行きたいと言うので、二人でロッテルダムにお出かけしました。

せっかくなので、中華食材店に寄ってタピオカを買ったり、私が行きたかったお店にも一緒に付き合ってもらい、フライングタイガーや雑貨屋さんなども見つつ、工作の材料を売っているお店に行きました。

最近、近所の大手のおもちゃ屋さんが閉店し、更にはテレビが写らない我が家なので、子供たちはおもちゃのコマーシャルを見る機会がありません。なので、どのお店に行っても、めぐみには目にするものが珍しかったり、初めて見るものも多いようで、色々と興味津々。

色々なお店に行って一緒に見ていると、凡そめぐみの欲しいものが判ったので、一部はお店で購入し、一部は家に帰ってからネットで購入しました。購入したものは、シンタクラースの時にプレゼントする事にしました。

お買い物も終わり、最後にチュロスを食べて帰ろうとしたら。

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路上にオウムが。

実はめぐみの学校のクラス名は、”Prachtige Papegaaien(美しいオウム)”。思わず立ち入って見ていると、、、

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めぐみの腕にきれいなオウムを一匹乗せてくれました。そして更に、、、

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もう2匹乗せられ、動けないめぐみ(笑)

お金は請求されませんでしたが、お賽銭箱があったので、気持ちばかり入れました。

そして昨日、秋休みが終わり学校が始まったのですが、秋休みに何をした?の質問に、めぐみはこの日のオウムの話をしたそうです。秋休み中、お友達家族を呼んでお寿司を食べたり、初めてテニスの大会に出たり、パパとテニスをして上手になったり、他にも楽しい事はあったのですが、めぐみにとってはオウムが一番印象的だったようです。

 

ママ



再びOpa en oma dag(おじいちゃん、おばあちゃんの日)

一昨日まで子供たちは10日間の秋休み。当然ながら、ありがたくも宿題がなく、遊ぶことしかない子供たち。私は子供たちに時間を取られ、そして5年間先延ばしにしていたパパと一喜の部屋の壁のリフォームを再開し、すっかりブログを書いていませんでした。

10月9日、Opa en oma dagがまたも開催。評判が良いそうで今年は年に2回開催予定だそう。OpaとOmaが来れない場合は、親戚のおじさん、おばさんでもOKだったそうですが、我が家を除く全員が、OpaかOmaが参加していました。やっぱりオランダのOpaやOmaたち、肉体的にも精神的にも若くて元気な人が多いように感じます。

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この頃の一喜たちのクラスのテーマはフランス。午前中に子供たちが作って焼いたクロワッサンが振舞われ、フランス語の歌を唄い、子供たちが書いたフランスに因んだものの絵を見せてもらいました。

そしてWerk(Work)の時間になり、子供たちはOpaやOmaと一緒にWerkをしました。一喜は工作のコーナーに行ったのですが、数字を上手に書く練習をしてました。他の子供たちは、好きな絵を描いたり工作をしているだけなのですが、一喜は今年のやりたい事として、数字やアルファベットを書けるようになりたいと先生に話していたそうで、別メニューで数字を練習しているそうです。

数字の練習の仕方は壁に貼ってあり、それに従って練習します。最初に大きく書かれたお手本を右手、左手の人差し指でそれぞれ10回ずつなぞり、次は砂に5回書きます。そして黒板にチョークで書いたら、それを5回なぞり、最後に紙に5回書いて練習します。

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普段は一日で1つの数字を練習するそうですが、この日は調子に乗って3つも練習しました。先生もびっくり!

一時間ほどしてまたサークルに集まり、子供たちは一人ずつ何をしたのか話をし、片づけをして解散になりました。

途中、とても陽気なおばあちゃんを発見。

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ダンスコーナーで、衣装の帽子をかぶり、一緒に楽しく踊っていました。

ママ

語学について思うこと

こちらに来てもうすぐ5年が経ちます。こちらに来るまで、一度も、耳にも目にもした事がなかったオランダ語。当然ながら、最初は見ても聞いても全く理解不能。

この4年間、毎日、何らかの形でオランダ語に触れたり、勉強している成果もあり、5年前とは比にならないくらい上達しました。もちろん、聞き取れない事、知らない単語など、簡単に一度では理解できないことも山ほどあるなかで、一つ気が付いた事がありました。

話は随分と昔、めぐみが生まれてすぐの頃です。東京と言う土地柄もあったと思いますが、めぐみを連れて歩いていると、英語の幼児教室に体験入学をしてみないかと、よく声をかけられました。

いくつか体験入学に行ってみたのですが、そこで口を揃えて言われたのが、「耳は2歳までに出来上がるから、2歳までに英語教室を始めることが大切。それを過ぎると耳は英語を上手く聞き取れなくなる。」と。まるで半分脅迫のように。そして実際、きっと英語が必要になるだろうと頭のどこかで思い込み、小さい頃から英語教室に入れるべきか悩んでいました。

最近になって、ちょっと待てよ、と。40歳近くから始めたオランダ語だけれど、結構聞こえるようになっているじゃないか!私。日本語にない発音だって、努力もあって今は出来るようになっている。めぐみだって3歳半からこちらに来たけれど、友達の親には、めぐみのオランダ語は、他の子供たちと文法も発音も全く大差ないと言われます。

2歳までに聞いておかないと、、、って言われていたのは何だったのだろう。色々な研究がされ、この話も一理あるのかとは思いますが、それを全く鵜呑みにする必要もないと今は思います。

うちの子供たちの通う学校の子供は、卒業する時点では、英語を上手に話せている子は少ないです。ですが、中・高校と卒業するころには、殆どの子供が上手に英語を話しています。どころか、フランス語、ドイツ語、スペイン語も話せるようになり、大学へ行く子供たちは、ラテン語やイタリア語、ギリシャ語など、より多くの言語を話せるようになっています。

オランダ語が、英語に近い言語であるのは事実ですが、オランダ人が当たり前のように4か国語以上を話せるのは、私が日本で経験してきた考えとは、大きな違いがあるように思います。

まずオランダ人は、自国が小国なので、英語が話せて当りまえと思っています。そして、めぐみのお友達を見ていると、大概の親たちが当たり前に4か国語以上話せるので、その子供たちも、頭の中に、”自分も4か国以上話せて当たり前”と、子供の頃から自然とインプットされているのが伝わってきます。

親とも語学について話していると、大概の親が言うのは、「フランス語は簡単だよ。」と。なんと!日本にいると、フランス語は難しい、としか聞いた事がなかったので、驚きです。子供たちも、フランス語は簡単だと、インプットされているのだと思います。

日本では、英語を話せる親が少ない中、子供は英語の勉強をさせようとする。これも一つのやり方だとは思いますが、親が英語を使っていて、英語を使える事の必然性や、それが当たり前として子供が感じる方が、子供は英語を学びたいと思うのではないかと思います。

もちろん、2歳までに語学を習得しようとする事にメリットはあるのだと思います。しかし、将来、仕事で英語を使おうとするなら、高校・大学になっても維持したり、ブラッシュアップが必要になると思います。だって、いくら完璧な発音でも、小学校の基本の単語では、日本語だって英語だって仕事には適してないのですから。

それよりも、何歳になっても、どんな言語も習得できそう!と思って取り掛かれる能力の方が大切だと思います。大人になってから中国語を勉強していたり、日本語を勉強しているオランダ人に会います。彼らは、全く年齢の事を気にしてないです。

我が家の子供たちの日本語についても、同じように考えています。日常の中で、日本語の表現などは訂正するようにしていますが、読み書きは殆ど教えていません。出来るに越したことはないですが、本人たちが、日本語の読み書きがしたくなった時、また、聞いたこともない言語を学んでみたいと思った時、出来そうだし、やってみよう!と取り掛かれる能力が身に付けば、と思っています。

ママ



テニス・シングルスシーズン終了

僕の参加しているテニスクラブ自体は、800人近くが所属しているテニスクラブなのですが、そのうちの約200名が男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルスの部に分かれ、半年間かけて月に2試合ずつ戦う大会があります。

僕は今年から、この男子のシングルスの大会に参加しました。

そして先週土曜日は、春から半年間かけて行われたこの大会の結果発表の日で、一同が夜の19時からテニスクラブ(クラブハウスにバーも併設)に集いました。

僕の結果は14試合して、13勝0敗(1試合は雨で中止)でした。

そして、なんとリーグ全体で不敗だったのは僕だけだったようで、最多勝の受賞をしました!!

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他の受賞者たちと一緒に表彰されて、小さなトロフィーとワインももらいました。
何気にオランダに来て初めてのスポーツでの受賞だったので嬉しいです。笑

 

その晩は、参加者全員でランダムにミックスダブルスの試合を数ゲームし、その後はバンドの演奏と共に飲んで踊っての楽しい夜でした。(僕と一部の友達達は途中で抜け出して、室内のコートが空いていたので、酔っぱらったままテニスの試合をしたりも)

結局1時半くらいまでみんなで大騒ぎで、本当に楽しい夜でした。

この大会に出場したおかげで、新たに14人の対戦相手の友達や知り合い、そしてその知り合いなど、かなり多くの友達ができました。フレンドリーなオランダ人は、試合のあとに必ず一緒にお茶をしたり飲みに行ったりするので、簡単に友達ができます。
また、ここで出会った対戦相手にテニスに誘われて、一緒に練習をしたり、大会に出たりもしました。来年も必ず参加しようと思います。

そして、、来年も勝つぞー!!

パパ