Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

二人の面談

去年の話になりますが、11月に子供たちの学校の面談がありました。コロナのため、今回は同席できる親は一人。

私はめぐみの面談に同席しました。めぐみの学校生活は順調なようで、話した内容としては、学校での追加の課題についてのみ。と言っても、先生がめぐみに、何の課題をしたいか聞いて、先生がメモっていただけ。めぐみは、スペイン語や数学をしたい、と伝えていました。

正直、私が同席した意味がなかったと思うほどの面談でした。

一喜は、今回の面談の前に、事前の面談がありました。それは、一喜を飛び級させてはどうか、と言う提案でした。一喜は再来年、上のクラスに上がる予定なのですが、このままだと、来年に教えられることが殆どなく、今も勉強が簡単過ぎて、本人がつまらなさそうと言われました。

算数は得意で、今も上の学年の算数をし、その中でもよく出来ているのは解っていましたが、読み書きは普通か普通より少し良くできるくらいだと思っていました。本人がつまらないと思っているのは問題ですが、友達の事や精神年齢など、上に上がっても大丈夫なのか、私たちには判断つかず。でも、いくらこちらが良いと思っている事でも、一喜は自分が納得しない事は一切しないので、先生から面談の時に、一喜に提案してもらい、本人に選ばせる事にしました。

面談はパパが同席。一喜は、先生からの提案を聞き、選ぶのが難しい、と答えたそうです。理由は、今の勉強が簡単過ぎるから、飛び級することは嬉しいけれど、お友達が今の学年の方が良い、と。

そりゃそうだよね。先生は、面談の翌週から上の学年の課題を試しにし始めるけれど、返事は一か月くらい後でもいいから、決めたら教えて、と言われました。

返事に関してはストレスをかけないよう、あまり触れないようにしていたのですが、数日後、一喜から「上の学年に上がる事にしたし、来年は上のクラスに行くことに決めた。もう先生に今日伝えたから。」とあっさり言われました。


先生の話だと、読み書きは、今年も来年も殆ど内容が変わらないそうで、少し長い単語をするくらいの違いしかないそうです。お友達も、上の学年の子供とも遊んでいるし、精神年齢も大丈夫だろう、と言われました。

とは言え、上の学年の読み書きは、スラスラとはいかないようです。一喜は、チャレンジの半年になりそうです。

チャレンジしてみて、夏休み前に最終判断をする予定。ただ一つ、私の中の素朴な疑問。私の認識だと自学自習が得意なイエナプラン、なぜ来年だと教えられることがなくなるのだろう。その子に合わせてプランして、学習が出来るのではなかったのかしら?

ママ

大晦日

多忙ではないけれど、ずっと忙しくてブログさぼってます。理由は、、、多分、9月から始めたゴルフのせいだと思います。12月は学校も周りもコロナの感染者だらけでしたが、我が家は今のところコロナに罹らずに過ごしています。


大晦日、スーパーマーケットが激混みになる前に、8時過ぎに買い物に出たら、見事な朝焼けでした。

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この日、恒例のホームメイドのオリボーレンをお隣さんからもらう予定だったので、軽めのランチ。

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お昼ご飯を食べ終わると、ちょうどお隣さんからのオリボーレン!

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お隣さんのオリボーレンは、買ったオリボーレンみたいに油の臭いもしなくて、ふわふわしててとっても美味しいです。

みんな、食後にペロリと2個ずつ完食!そしたら、また追加のオリボーレンをもらいました。

ふわふわ軽いけれど、結構重い。なので、午後は腹ごなしにお散歩へ。

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政府が今年も大晦日の花火を禁止していると言うのに、年末は花火の音が鳴り響き、大晦日は、振動で家の窓ガラスがミシッと言うほどの爆音。

夜になって、近所のお友達からお誘いが来ました。家に居ても、音にドキッとするし、ストレスなだけなので、遊びに行くことにしました。

お友達とお隣さんが合同で大晦日パーティー!正直、家の中にいるより、思い切って外で一緒に騒いでいる方が、花火の音は気にならなかったです(笑)

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↑めぐみの昔のクラスメイト。

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↑このメンバーで集まると、一喜は歳の近い男の子がいなくて、いつも遊ぶ相手がいなくて困ります。二人しかいない男の子たちは、ベンチでスマホとタブレット。

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↑年が明けるカウントダウンに入るところ。みんな、シャンパンを持ってスタンバイです。

年が明けると、夫婦でキスをし、家族でハグをしたり、周りの人たちとシャンパンで乾杯をし、「De beste wensen!」(今年もよろしくね!)と挨拶し合います。花火のうるささは好きじゃないけれど、この瞬間は毎度良いなぁって思います。

そして花火が解禁!って本当は禁止だけれど。

今年もどこが禁止?って思う量の花火でした。子供たちも道路に出て、花火を楽しんでいました。

暫く花火を見たり、色々な人と挨拶したりお話したりで、2時過ぎまで外で遊んでいました。

なので、お正月はぐったり。ゴルフの初打ちに行こうと思っていたけれど、そんな余力なし。庭で素振りをするエネルギーすら(笑) どっちみち、調べてみたら、近くのゴルフ場はどこも元旦はクローズでした。オランダでは、大晦日に大騒ぎして、元旦はぐったりで、ゴルフする人なんていない、のでしょう。

長ーい大晦日、とっても楽しかったです。

ママ

一年で一番楽しい日

12月5日は、オランダの子供たちにとって最も楽しい日。今年も11月中旬に来たシンタクラースたち。毎晩、子供たちは靴にニンジンを入れ、目が覚めたらすぐにプレゼントを確認しに階段を駆け下りてくる毎日。それが楽しみで、一喜は毎朝早起きし過ぎて寝不足(笑)

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「シンタクラースから毎年プレゼントをもらってばかりだから、今年は色々とあげる。」と言っていた一喜。まずは段ボールとアルミホイルでパパっとフライパンを作り、シンタクラースが家の近くに来た日に、直接渡しに行きました。

写真↑の日は、めぐみが率先して巻寿司を作り、お手紙と一緒に靴の横に。なぜ寿司の工作??

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↑そしてシンタクラースから。我が家は、数日に一度はプレゼントを靴に入れてあげる事にしています。通常なら、ちょっとしたおもちゃを靴の中に入れておくのですが、すぐに飽きてしまってゴミになるので、今年からはお金にしました。こんなことしているの、我が家だけだけど。

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↑他の日の工作やお手紙、それから欲しいものリスト。

そして当日、今年もお隣さんにシンタクラース役をお願いしてプレゼントを届けてもらいました。

ドアの前に置かれたプレゼントを見つけると、「Dank je wel, Piets!(ありがとう、ピッツ)」と外に向かって叫んでいた一喜。クラスメイトに、シンタクラースはいないって聞いて疑っていた時もあったけれど、まだまだ信じ切っている様子。

二人とも、欲しいものリストに書かれていたのは殆どプレゼントしてあげました。一喜は、Minecraft、ポケモンカードのブースターセット(偽物だけれど)、ポケモンのファイル、ポケモンの持ち運び用ケース。めぐみは、懇願していたキーホルダー、SIMカード、歴史の本、ペンをあげました。

めぐみも一喜も、今年のプレゼントにとっても満足して嬉しそうでした。そりゃそうよね。一喜はシンタクラースを信じているけれど、このお楽しみも今年までかな、多分。今シンタクラースの事実を一喜に伝えたら、周りに言いふらすから(※シンタクラースの事実を信じている子に言うのは禁止事項)、それは来年になってから。

ママ

クロアチア旅行8日目(帰宅&総括)

Ziplineのあとは、街のレストランで最後のランチを食べて、宿に戻りました。

ここの宿のオーナーもチェックアウトは何時でも良いから、ゆっくりしていってと言っていたので、お言葉に甘えて全てのものも車も宿に置いていかせてもらいました。

宿に帰ってから着替えとパッキングを済ませ、宿を出ました。

 

空港に行く前に、Omisのパン屋さんでおやつと晩ごはんを購入
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今回旅の前半で大きいスーツケースの車輪が一つ壊れてしまったので、不安になりましたが、子供たちがしっかり荷物を自分で運んでくれたので、最後まで問題なく進みました。
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飛行機でオランダに到着後、入国審査が激混みというトラブルがあったものの、無事に到着。

駐車場までのシャトルバスでも、最後まで仲良しな兄弟(夜の21時前なのに)

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本当に疲れているのによくやっていると思います。

 

家に帰ってほっとしました。

 

今回の旅行は色々なことが相まって本当に素晴らしい旅行でした。

・コロナの影響で2年ぶりと久しぶりの海外旅行だったこと

・コロナの影響とオフシーズンでどこに行っても、ガラガラで貸切状態だったこと。
 (逆に夏のハイシーズンだとどこも激混みです)

・天候にも気候にも恵まれたこと
 (幸い雨もほとんど降らず、温暖で暑くもなく寒くもないちょうど良い天候でした)
・クロアチアのワイルドで美し自然を満喫できたこと

・どこに行っても優しい人達に囲まれて、暖かい気持ちになれたこと

・子供達も成長して、旅を楽しめたこと

・思う存分体を動かして、自然でのアクティビティを楽しめたこと

などなど、良いことづくしでした。

 

また、行きたいなクロアチア!

 

パパ

クロアチア旅行8日目(Omis zip-line)

あっという間に今回の旅行も最終日。

18時のフライトの為、最終日も朝から予定を入れています。

Omisの街を軽く散歩


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こちらも小さくて素敵な街です。

 

そして、最終日のメインイベントのジップラインです。

 

集合場所からバスに乗って山に移動します。
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準備万端!
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なんと今回一緒に回る3組の家族は全員オランダ人でした。f:id:patatje:20211031190945j:image

 

一度低いところで、やり方の講習を受けて、いよいよスタートです。

 

最初のコースから700mの真下は何もないところです。

誰から行きますか?とインストラクターに聞かれると年齢制限ギリギリの一番小さい一喜が手を上げ、子供達二人からスタートすることになりました。笑

周りのみんなもええっ?!って感じで笑ってました。
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二人でくっついて、
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インストラクターと一緒に滑り降りていってしまいました

 

動画の中の説明でもあるように地上から100mで全長700mのコースで、時速60-70km/hまで出るそうです。

 

このあと、順番に全員やったのですが、鳥のような眺めと体験は格別でした。

 

その後の短いコースなどは、子供たちは単独でやっていました。大体先頭は一喜した。笑


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めぐみも一人で平気でした。


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スタート地点から全く足が着かないのに平気な一喜

 

子供も大人も大満足な最後のイベントでした!

 

クロアチア旅行7日目(Omis登山)

早めに宿にチェックインさせてもらいました。近所をGoogleマップで見ていると、宿の近くにTvrđava Starigrad-Forticaというで面白そうなところがあったので、夕方からまた出かけることにしました。

 

宿から細く曲がりくねる坂道を対向車がこないかヒヤヒヤしながら車で登り、登山道の入口に駐車します。

駐車場といってもほとんど停車する場所もなく、他に車は1台も停まっていないため、本当にここなの?というところから登山開始。

 

一応入口に小さな看板は出ていますが、道も荒々しいので合ってるのか不安になります。
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こういった目印が時々ついているので道は間違えませんが、これがなければこんなところ道だと認識できないです。
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登っていると熱くなって二人とも半袖に


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どんどんと登り景色が変わっていきます
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目指す砦が見えてきました。
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あとちょっと。
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ついに到着。本当は入場料が必要みたいなのですが、誰もおらず、オフシーズンなので無料で入れるようでした
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上からのパノラマビュー
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絶景でした

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すごい強風
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本当によくこんなとこにこんなもの作ったよなと関心です。

その砦のにも、僕達以外誰もいなく貸し切りでした。

 

旅行前は全く計画していなかった場所で、期待もしていなかったですが、最終日前日に旅の思い出に残る素敵なプチ登山でした。

 

パパ

 

 

 

クロアチア旅行7日目(Omisビーチ)

この日も雨の予定だったので予定をどうするか迷っていたのですが、朝起きたら雨も降っていないし、思い切って早めに移動してビーチに行ってみることにしました。


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適当な場所に車を停めて、家と家の間の急な階段を下って海にでます。


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ビーチに出ると今日も誰もいません。


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子供達はどこからか流木を拾ってきて、


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浮かせて遊んだり、
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石切りをしてのんびりとした時間を過ごせました。


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相変わらず岩を見つけるとすぐに登り、その上でリンゴを食べる息子。野生人。


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最初から最後まで毎度のように、私達以外誰もいない海とビーチをプライベートビーチのように楽しめる贅沢な旅行でした。

海水は全身浸かって泳ぐには寒いですが、逆に夏ほど熱くなく(最高気温20度強)、クロアチアの日差しと合わさるとビーチでくつろいだり膝下まで足をつける分には結果的に最高の天気でした。

 

そしてビーチを上がり本日の宿にチェックインです。

Omisの街からすぐですが細い坂道の奥にある場所でした。

相変わらず親切なオーナーさんに出迎えられ中に入ると、素敵でスタイリッシュな内装の場所でした。

 

キッチンも広く、我が家より快適な場所でした。笑


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あちこち参考にする妻(我が家は来年家のリノベ予定)

 

そしてベランダからは、
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オーシャンビューです。右奥に見えるのがOmisの街です。

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教会の鐘が鳴ると、まるで映画のワンシーンのようでした

ジブリの「魔女の宅急便」や「紅の豚」はクロアチアが舞台だったのですが、この光景をみると映画やアニメを作りたくなるのもわかります。

 

ちなみに、この宿の隣にすむお父さんもむちゃくちゃ親切で、英語は全然しゃべれないけど、色々助けてくれるし、自家製のお酒(クロアチアのウイスキーだかブランデーのようなもの?)も持ってきてプレゼントしてくれました。

 

最後の宿も良いところで良かったー

 

パパ