Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

登校6日目 先日の先生が誰だか判明

「めぐみの学校、ちょっと遠いから自転車で行く!」と前日から張り切るめぐみ。
めぐみの発言に噴き出してしまいます。

我が家は誰よりも学校から近く、玄関出て徒歩5秒。自転車だと、納屋から出して、庭の横の細い路地を通り、スムーズに漕げない上に歩道の段差を乗り越え・・・、めぐみのコマ付き自転車だとかれこれ5分はかかっちゃうと言うのに。最近、少し自転車が上達し、本人は「シャーっと早く進んで凄いでしょ!」とえらくスピードに自信を持っているのと、多くの上級生たちが自転車で来るのにきっと憧れているよう。

いつもより5分早く準備を整え、いざ自転車で出発!
家の前の車道を渡るとき、車に気を取られ、車道のど真ん中で止まってしまい、焦って余計にもたもた漕いでいたにも関わらず、車の方はニッコリ笑って待っていてくれました。オランダ人の子供への優しさを感じます。

学校に着いて自転車を止め、うまく自転車の鍵をかけれずにしていると、上級生のお友達が次々と到着。みんな手伝おうとするのに絶対に手伝わせないめぐみで、あっという間にめぐみの周りに黒集り。何とか自力で鍵をかけ教室に入りました。

別れ際は、いつの通り涙。先生はめぐみがただ甘えているだけなのをお見通しのようで、今日はやや強引にめぐみを膝の上に連れて行きましたが、私が退室したらすぐに泣きやんでました。

お迎えの時の先生の話。
めぐみが2階の遊び場から身を乗り出して、注意しても何度かいたずらしていたと。それは本性を出し始めてて良いこと、の意味だそうです。私たちも、それが本当のめぐみです、と伝えました。

ブログには書いてませんが、前回、クラスにいつもの先生以外にもう一人見知らぬ先生がいました。Hallo!と普通に教室に入って来て、始まりの歌を歌って授業を進めてました。子供たちとの接し方、振る舞い、親とのコミュニケーションなど、どう見てもベテランの先生に見えたのですが。なんと教育実習生だったことが判明しました。

私の知っている教育実習生は、教壇でガチガチに緊張し、担任の先生の顔色を覗いながら授業を進める姿しかありません。オランダでは、卒業後すぐに現場で活動できるように訓練されるそうです。今回の実習生も、すでに自信に満ちた表情で授業を進め、私から見てとても安心して子供を預けられる感じでした。因みに、卒業前の最後の5週間の実習だそうです。

ママ