Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

やってしまった

オランダ語の勉強が忙しく、ブログの更新が遅れてます。

少し前の話しですが、めぐみのバケーション最後の日の午前中、家族で近所の公園に行きました。
朝10時からオープンしているはずの公園ですが、何故か閉まっていて入れません。すぐさまDe Kleine Duikerへ行き先を変更!
家に戻り、車の鍵を取りに家に入ろうと思ったら鍵がない。。。

オランダの家の鍵は、オートロックになっている家が多く、我が家もそうです。何とか開かないか、いつも頼りにしているお隣さんのインターフォンを鳴らしてみたけれど、お留守の様子。
主人は12時までに仕事のメールの返信をしなければいけないと、焦ってます。

ネットで鍵を開けてくれる業者を検索し、すぐに来てくれそうな業者に電話をしました。すぐに電話は繋がり、20分以内にかけなおすとのことで一旦電話が切れました。20分経っても電話がかかってこないので、こちらからかけなおすと、向っているので20分以内に着くとのことでした。

20分ほどして到着。
車から大柄な男性が降りて来ました。
その男性は、掛かっている鍵の種類を確認し、見積もりした費用の内訳を話し始めましたが、その価格にびっくり。
30分以内の作業で、273ユーロと。
と言っても、開けてもらうしかないので了承すると、下敷きのようなカードを差し込んで一瞬で鍵が開きました。

一瞬で鍵が開いたこと、知っていたなら自分でも開けれたこと、思っていたより価格が高かったことで、主人と私は意気消沈。

翌日、お隣さんにこのことを話すと、この鍵の開け方は、オランダ人なら一般的に知っていることだそうです。
そして、お隣さんは家にいたけれど、2階にいてインターフォンが聞こえてなかったそうです。
そしてもっと意気消沈になる事実が。

私たち、ぼったくられてると。
普通、このの鍵の解錠だったら、50~80ユーロほどだろうと。
拙いオランダ語や英語で、付けこまれてしまったようです。
今更どうしようもない事実に、さらに意気消沈。
この話は、終わったことで後悔しても仕方のないことですが、お隣さんがら衝撃的な話を聞きました。

お隣さんの奥さんも、20年ほど前に同じことをしてしまったそうです。
カードで開ける方法もしらず、取った行動は、なんと石でキッチンの窓ガラスを割って入ったそうです。
なぜなら、保険でガラスの破損はただで直せるから、開けてもらうより安いから、だったからだそうです。私には、その発想はなかったです。恐るべし、お隣さん。
もちろん、保険会社の人に、「あなたが窓を割りましたか?」との質問に、きっぱり「Nee!」と答えたそうです。

そして次からは、「インターフォン鳴らして出なかったら、庭に入って家の周りを一周してキッチンのドアを開けてみたり叩いたり、部屋を覗いたりして、家にいないかもっと確認するように。」と。
若しくは、「次はあなたもガラスを割って入ればいいのよ。あなたのキッチンのガラスは二重ガラスだから、2回割れば入れるわよ!」と教えてくれました。

更に、「私たちに鍵を預けておけばいいじゃない。」と。
なぜなら、お隣さんのお子さんたちが小学生だったとき、以前の我が家に住んでいた人に鍵を預けていたそうです。昼間、お隣さんが仕事で家に居ないときは、お子さんたちは隣人に鍵を開けてもらって家に入っていたそうです。
またしても、オランダのご近所付き合いの深さを感じました。

ママ