洗濯機の塩

オランダの水は硬水です。我が家にも食洗器がありますが、定期的に硬水を軟水にするための特別な塩を入れないといけません。

先日、洗濯機にも数か月に1度は専用の塩を入れ、洗濯機の中やホースの内部などのカルキ掃除しないといけない事をネットで知りました。そうしないと、故障の原因にもなるそうです。全く初めて聞いた話。我が家はすでに2年ちょっと、一度もカルキ掃除をしないで使い続けてます。これは今すぐにでもしないと、と思い、アルバートハイン(オランダ中にある最大手のスーパー)に買いに行きました。

洗剤売り場で塩を探していると、品出しをしていた店員さんに声を掛けられました。洗濯機用の塩を探していると伝えると、店員さんはすぐに場所を教えてくれました。

「どれくらいのペースで使いますか？」と聞いてみると、「一度も使った事ないわよ。」と笑顔で返答。ビックリした顔をすると、「お酢を少し入れたらいいのよ！」と教えてくれました。そうしているうちに、少し離れた所にいた店員さんが新たに二人来て、その二人もお酢を使っているとお酢をごり押し。毎回どれくらい入れたらいいとか、洗濯機のどこに入れたらいいのか、とか、匂いは残らないから大丈夫、とか、更には、お酢を入れると柔軟剤の代わりになって、タオルなどが柔らかくなる、とか、耳より情報まで親切に教えてくれてました。最後には、お酢は食用の安いお酢でいいから、とお酢の売り場まで誘導し手渡されました。

ここまで来ると、お酢を買わない訳にもいかず、不本意ながらお酢を購入。(やかんの掃除など、日常的にお酢で掃除しているので、いくらあっても無駄にはならないのですが。) 2年以上もカルキ掃除をしてなかったので、本音は専用の洗濯機用の塩を購入したかったのに、おばちゃんたち3人(おばちゃんと言ってごめんなさい)の押しに負けてしまった。

どこに売っているかは突き止めたので、次回は購入しよう。

ママ