Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

オランダ語のレッスン

昨日は新たなオランダ語のレッスンに参加してきました。今まではロッテルダムまで通っていた事もありましたが、今回は自転車で5分ほどのバレンドレヒト内です。

このレッスン、仕事をしていない私は参加資格がありましたが、仕事をしているパパは参加不可。なぜなら、主に難民だったり、お金に問題がある人のために、無料で提供されているレッスンだからです。


昨日は、私のオランダ語レベルをチェックしました。レッスンに着いていけると判断されれば、今後もレッスンに通えますが、無事に今後も続けられる事になりました。それはもちろん良かったのですが、衝撃的な事もありました。

昨日の参加者は、イラク人3人、シリア人1人。自己紹介の後は、半分は今日行われたオランダの選挙について、半分は文法について勉強しました。

オランダの選挙制度、政党、政策について、話し合いました。「あなたは、何の政策について質問してみたいですか?」の質問に対し、イラク人は、「移民、難民問題。なぜなら、良い移民はオランダに居ていいが、良くない移民は国外へ出すべきだと思っている。」と。それに対しシリア人は、「シリアは過去に移民に対してオープン過ぎて、沢山の問題を抱えてしまった。オープンになり過ぎるのは、良くないと思う。」と言ってました。

次はシリア人が話す番ですが、急に涙をポロポロとこぼし、話が出来なくなるほど泣き始めました。「私は平和を愛している・・・私たちは汚していない。」と。本当は何を言いたかったのかは分かりませんでした。 流暢な英語を話され、身なりもとても綺麗な女性ですが、彼女が何か複雑な思いがあるのは伝わってきました。

昨日、レッスンで会った人たちが難民なのかはわかりませんが、バレンドレヒトにも100人ほど難民がいるそうです。

ママ