Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

めぐみの悩み

2月末の春休み前から、めぐみは学校で悩みがありました。以前は放課後も仲良く遊んでいた女の子に意地悪をされることがよくあるとのこと。具体的には、休み時間(外遊び)の時間に、「一緒に遊ぼう。」と聞くと、「ダメ。」と言われることがしばしば。

いつもその子は、他のもう一人の女の子と二人っきりで遊びたいようで、めぐみが加わることを良く思ってないようです。確かに見てると、その二人の中にめぐみが入って行くのは難しくも感じます。

話を聞いたのは春休み前だったので、休み明けになったらまた状況が変わるのじゃないかなぁと思い、めぐみの話を聞くだけにとどめてました。

ところが、休み明けの初日、状況は悪い方に。その日の休み時間は、その子を含めて3人の女の子で遊んでいたそうで、めぐみも一緒に遊びたいと言うと、その子が「ダメ、めぐみがいない方が楽しい!」と言い、めぐみが近づくだけで押し返して来たそうです。めぐみは家で溜まっていたものが噴出したように号泣。

パパも私も、これはちょっと行き過ぎだと判断し、翌日に先生に相談に行きました。また、その子のお母さんにも状況を伝え、解決するために先生に相談に行く事を伝えました。

先生は状況をよくわかっていて、翌日にめぐみと女の子たちと話し合いをすることになりました。相談の時の先生の話では、その日も体育の時間、めぐみとその子は一緒のグループで、二人でとても楽しそうにボールを運んだりしていたそうです。

相談の後、めぐみは解決できそうと感じたのか表情がすっきりしていたのと、意地悪は思っていたより深い感情ではなさそうで少し安心しました。そして翌日、話し合いをしたそです。めぐみは詳しくは私たちに話しませんでしたが、しっかりと「もう大丈夫!」と言っていました。

今回に限らず日ごろから、この学校では子供たちが自分たちで解決する事を重視していると感じます。今回、先生はめぐみに少し提案をしてましたが、出来る限り子供たちの力で解決を試みているように思いました。

先生に相談したのはちょうど一週間前。その後は落ち着いたようで、毎日楽しく学校に通ってます。


写真は相談後のめぐみ。

ママ