Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

De kringleider

Kringleiderとは、しいて言えば私が小学校だった時の日直のようなものでしょうか。

一喜たちのクラスは、イエナプランでのキーポイントの一つであるKring(円になって子供たちが座るところ)のリーダーが日替わりでいます。Kringは子供たちの名前の書かれた丸太で円が作られ、毎朝登校すると自分の丸太に座ります。バケーションごとに子供たちが相談しながら、席替えをしているそうです。Kringleiderは、Kringの席順に時計回りで順番が回ってきます。

ちなみに、話は脱線しますが、Kringの丸太は代々使われ、名前は消さずに上書きされていくので、めぐみの名前が書かれた丸太はもちろん、よく見ると今は8年生の子供の名前も残っていたりします。

話は戻ってKringleiderですが、Kringleiderは朝は先生の大きな椅子に座ります。毎朝する質問がいくつかあり、Kringleiderはそれをクラスメイトに質問し、答えたい子供をあてる役割があります。例えば、カレンダーで今日は何年の何月何日なのか?今日のお天気は?今日の出席人数は?今日する予定の絵が張られたボードを見て、今日は何をするか言いたい子は?などなど。

昨日は一喜がKringleiderの日で、それを覚えていた一喜は、登校するや否や嬉しそうに先生の椅子に座ってました。

最近、ちょっとした環境の変化だけで緊張の針が振り切り、怒り狂っている一喜ですが、学校のクラスに関しては、絶大な安心感があるのが伝わってきます。

ママ