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オランダでの日々の生活、子育て、仕事

フィレンツェ観光

出張の2日目は、15時の飛行機なので昼過ぎまでフィレンツェ市内を観光しました。

 

フィレンツェ観光

昨晩同様、素敵な街だと思ったのですが、正直昨夜ほどの感動はありませんでした。

なんだかんだいって古い街なので、夜の方が色々なものが隠れていて美しいです。笑 

僕はそんなに美術館や、教会に見学したり、買い物にもレストランにもあまり興味がないので、街をぶらぶら歩くだけで、1日も見ればどの都市もある程度満足してしまいます。

とはいえ美しく文化もある街であることにかわりはなく、フィレンツェもトスカーナも、今後イタリアがどうなろうと、あと100年は観光資源で食っていけるなと思いました。

小さい街とはいえ、どちらにしても子供と一緒に来たら大変なので、もう少し子供が大きくなるか、子供が成人したら妻と二人で来たいなと思いました。


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イタリアの道は都市も住宅街も狭く、僕にはこの縦列駐車はできないや。
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ミケランジェロの丘の上から

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ルネサンス文化と宗教

フィレンツェの特徴といえば、ルネサンス文化が色濃く残っていることですが、改めてみるとルネサンスって面白いなと思いました。
彼らがコピーしているギリシャの彫刻や建築もBC2-5くらいのものが多く、当たり前ですが、その時ってキリストもキリスト教も存在してなくて、ギリシャ神話がベースのものもあって、それが教会が強すぎる力を持つ14-16世紀のフィレンツェで起こったと思うと興味深いなと思いました。

ルネサンスはあの時代の文化背景、ローマ帝国の衰退、発達した銀行家や産業からの資金が引き起こしたわけですが、芸術や文化が宗教と切り離されていたのだなと思いました。オランダも16世紀のレンブラントやルノアールの絵画をみても、宗教や貴族ばかりだったそれまでのヨーロッパの芸術から商人がパトロンになっていますし、そういう時代の始まりだったのでしょうね。


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パネトーネとクリスマスランチ

ちなみに、この時期なので家族にパネトーネをお土産で買って帰ろうかなと思ったので、ローカルの人にどこのパネトーネが良いか聞いてみました。
ほとんどの人が「その辺のスーパーで買えばいいのよ!」と言っていました。笑 EATALYみたいな高給スーパーでも、普通のスーパーでもあまり変わらないらしく、ほとんどパティサリーも自分で作っておらず業者から引いてきてるからスーパーで買えばいいらしいです。

オススメのブランドで出てきたのは、
Motta
Trek Marie
Bauli
の3つがダントツでした。

疑い深い僕は、EATALYも普通のスーパーも行ってみたのでさすが、確かに同じ生産者がパッケージを変えて販売していて、EATALYで22ユーロのものが、スーパーで5ユーロで売っていました。
やっぱりローカルに聞くのが一番ですね。

ちなみにパネトーネは家で作らないで、スーパーで買うとのことでした。やっぱり特殊な酵母で2日寝かせないといけないし大変みたいです。(昔、父親にパネトーネを作って売ったらと提案したらそう言われました。特殊なこの地方の牛の胃の中にしかいない酵母で輸出は制限しているので国外で手に入れるのが大変だし高いみたいです。)

典型的なイタリアのクリスマスはディナーではなく、
(数時間かけて食べるながーーーい)クリスマスランチをマンマとお婆ちゃんが、とても頑張って家族全員分作るそうです。
お金を持っている人や大変な人はレストランで、という人もいるみたいです。

パパ