Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

やっと週末

新型コロナウイルスの対応について、3週間前は、首相も楽観的だったオランダ。なのに、ちょうど2週間前に突然の外出規制。他のヨーロッパ諸国のロックダウンに比べれば、少し緩い規制です。

出来る限り在宅勤務をする、路上やお店の中では、1.5m以上は他人と距離をとること、3人以上は家に招待してはいけない、2人まではOKだけれど、家の中でも1.5m以上は離れること。これらに違反すると、最大400€の罰金になります。

幸い、散歩などの家族での外出はOKですし、子供たち同士であれば、他人同士であっても、出来る限り距離をとって一緒に遊んでも良いとなっています。

飲食店、ヘアサロン、ネイルサロン、スポーツクラブは営業停止。私たちが所属するテニスクラブも、テニスコートやクラブの敷地内でテニスをすることが一切禁止になっています。

スーパーマーケット、パン屋、薬局、ドラッグストアなどは営業していますが、学校は基本的に休校。両親ともが、政府機関、医療機関、エネルギー関連、学校の先生などの仕事で、家で子供を看れない場合のみ、登校が許され、学校の先生が子供たちを預かる事になっています。

そんな状況が、2週間前の日曜日の17時に発表になり、その日の18時から適応になりました。

一喜たちにとってみたら、ちょっとしたバケーションがやってきた!って感じですが、めぐみの学年になるとそうはいきません。

二人とも、一週間に一回、まとめて学校から学習の指示がPowerPointなどで送られてきます。めぐみたちは、送られてくるPowerPointだけでは不十分で、ネット教材での学習も必要とされています。週に一回、担任の先生とビデオ通話をします。

プリントアウトだけでは不便で、すぐにタブレットを購入しました。

午前中になるべく子供たちの勉強を終わらせるようにしています。一喜とめぐみが同じ部屋で勉強をすると、めぐみは気が散って集中できないので、別々の部屋で、それぞれにパパか私が付いて、勉強を見るようにしています。いわば、学校の先生の代わりを毎日しているわけです。

午前中の時間は、完全に子供たちのために使われ、午後もめぐみは勉強をしたい場合もあり、付き合わないといけない日も多く、あっと言う間に夕方になる日も。また、子供たち、自分たちのためにも、気分転換のため、午後はみんなでお散歩に行く日も多いです。

これが2週間も続き、今週の金曜日には、精神的にもどっと疲れました。(パンデミックが起こっている国からすれば、こんな些細なことで、と言われると思いますが。)

自宅で基本的に自由な時間に仕事をしている私たちには、今まであまり週末になる喜びがありませんでしたが、昨日は「やっと週末だ。」とほっとし、心が解放。(週末は学校の勉強はありません。)こんなにも週末の喜びを感じたのは、5年間オランダにいて初めてです。

学校は、とりあえずは来週いっぱいまでお休みです。早く学校が再開し、世界中に平穏な生活が戻ることを心より願っています。

ママ