Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

再び自宅学習

オランダはロックダウンも思ったより早く解除され、2週間ほど前からはマスクの義務もなくなりました。(公共交通機関のみ、まだマスクの義務があります。)

学校でも、クラスを超えての交流が暫くなかったのですが、低学年同士、中学年同士、高学年同士は、クラスを超えての交流が可能になっています。

日曜日の夜、学校の先生が二人もコロナに感染したことが発覚し、急遽、月曜日から低学年全員と中学年全員は、自宅学習になりました。なので、めぐみは通常通り登校し、一喜は自宅学習してました。

毎朝9時から、担任の先生とクラスメイト全員で、30分のオンライン授業をし、課題が出されます。課題は、午前中に各自で仕上げ、12時のオンライン授業で出来上がった課題を取り扱う、と言った感じです。

課題の内容は、例えば、一人の男の子が、ある島に旅行に行って、そこがどんな島なのか、どんな動物がいるのか、などをクラスみんなで話し合い、その島を工作やレゴや、好きな素材を使って作ってみる、と言った感じです。

12時からのオンライン授業で、一喜のお友達は、工作だったり、熱心に取り組んで作った課題を嬉しそうにみんなに見せています。

その課題、一喜は9時からのオンライン授業の合間に、黙々と黒鉛筆だけで書き上げ、毎回、オンライン授業が終わった瞬間、「やること終わった!」の一言。毎日、どんな課題が出ても、授業中に発言もせず、黒鉛筆で絵を描くのみ。

12時からの授業では、友達の課題に殆ど興味がないようで、あくびをしながらつまらなさそうに肘をついて画面を眺めています。

普段から学校の授業でも、月曜日に水曜日までの課題を終わらせてしまうそうで、とにかく早く終わらせることが最優先だそうです。ちゃんと出来ているかは???自宅学習中の課題も、一喜にとっては早く終わらせることが最優先課題なようです(笑)

ところが、昨日、お米を容器に移し替えていた時、「その空いた袋が欲しい。」と言い、渡すとハサミでチョキチョキと切り始め、何度か被っては確認しつつ、こんなものを作って嬉しそうにしていました。

f:id:patatje:20210708052318j:plain

ふとした時に思いついて、急に工作する一喜。思いついてする工作と、指示されてする工作とでは、大きな違いがあるようです。誰でも人に言われてするのは楽しくない事が多いだろうけれど、一喜は人に言われてすることが、極度に嫌いなのかもなぁ。なんだか、パパにそっくり。

ママ