Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

日本語レッスン

かれこれ1か月くらい前の話です。昔のめぐみと一喜の担任の先生から、高学年に日本語のレッスンをしてほしいと連絡が来ました。こんな私のオランダ語で、高学年にレッスン出来るかやや半信半疑でしたが、依頼を受けました。

授業は1時間。内容は、日本について、と日本語。どんな事をしたかと言うと、最初に、ハウステンボスの写真と富士山や京都のお寺などの日本らしい写真を交互に見せて、子供たちにどこの国の写真なのか質問するところから始めました。

ハウステンボスの写真は、先生が「アムステルダムでしょ!」と騙されるほどでした。その後、日本について簡単に話し、グループに分かれて、知っている日本語や日本のもの、会社などを何個見つけられるかのゲームをしました。

そして、日本語について話をし、みんなでひらがなの発音を練習し、二人組になって簡単な会話の練習をしました。

最後に、1から10までの漢数字を書く練習をし、質疑応答で終了しました。ぴったり1時間で終了し、なんとかなって良かった!

質問は、オランダに来た時は、めぐみが何歳だった?とか、何故オランダに来た?とか、オランダに来て一番びっくりしたカルチャーは?など、授業に関係のない質問が多かったです。

みんな、私の話を真剣に聞いてくれたし、グループで話し合う時間が終わり、ザワザワした中、私がしゃべろうと前に立つと、何人かの子供が私に気づいて、静かに手を挙げ、他の子たちに静かにするようサインを出してくれる場面もありました。私からも先生からも、静かにしてください、なんて言うことは一度もなかったです。

頼まれてから授業の日まで一週間もなく、準備はそれなりに大変でしたが、楽しく出来て良かったです。

ちなみに、今回の依頼は、中学校の疑似体験プログラムの授業の一部でした。このプログラム中の一週間、現役の中学校の先生も来て、歴史、英語、フランス語、オランダ語、生物、アート、音楽、などの授業を高学年の子供たちは受けたそうです。子供たちは、偽物のコインをもらい、昼休みになると中学校のようなカンティーナが設置され、そこでビスケットやマフィンなどを購入できたそうです。

めぐみは、このプログラム中、毎日楽しそうに受けた授業の話をしていました。夏休みの後から7年生になり、中学校の見学に行く年です。見学の前に疑似体験が出来て、めぐみにとって、とっても良い体験だったと思います。

ママ