Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

明日から学校

ついに明日から娘の義務教育が始まります。
オランダに引っ越した大きな理由のひとつであるイエナプランの学校に初登園。
(ちなみに↓の動画に娘のいく学校の風景や先生がいっぱい映っている )

オランダの義務教育は正式には4歳になった翌月からバラバラと入学なのですが、娘の場合オランダ語が話せないので、まだ3歳ですが、慣らしで3ヶ月前から週一回午前だけきたらどうかと先生に提案をもらい、明日から登校することにしました。

学校がなんと家の目の前(本当に目の前!)にあるので、散歩や買い物でふらふらと通りかかった時にもう友達が何人もできてしまっていて、娘は登校を心待ちにしているようです。
今日の夕方には、そのお友達達が家を訪ねてきて、明日からくるんだよねと確認しにきてくれていました。
まったく言葉が通じない状態なのに友達ができるって子供達ってすごいなー。

そして、学校に行く前から、学校に友達がいるっていうのってすごいことだと思う。
新しい生徒が入学してくる前日に(オランダの学校は一斉入学じゃない)、学校が終了する前のサークル(輪になって行うダイアログ)で、先生が以下のような質問をするそうです。
「明日からまたクラスに新しい生徒が入ってきます。その子はまったくオランダ語がはなせない生徒です。どうしていったらいいかな?」みたいなかんじで。
そうすると生徒から私が助けるみたいなことが絶対に出てくるそうです。そこで、「ではお友達として一緒に娘の新生活をサポートをしてくれる人はいますか?」というようなことを聞いて、メインでサポートする人がでてくるようです。
なので、入学した瞬間からお友達がいて、なじめるようになっているし、今まで毎回うまくいっているから大丈夫だよと先生は言っていました。
めぐみの場合は、たまたまもう友達ができてしまっているが、
学校教育の上で、そこが安心できる場であるっていうのは絶対に必要なことだから、これは本当にラッキーだと思うし、こういうことをデザインした仕組みがあるってのはとても素晴らしいことだと思う。

また、この友達の女の子たちは年もバラバラ(7歳から11歳の5人)で、こういった異年齢の子達が楽しそうにみんなで遊んでるのも、いいなーって心から思います。

僕は、幼稚園はバスでいく私立で、小中学校は家から遠い国立で、高校からは東京にでちゃったので、地元の友達がいないので、ちょっと羨ましく感じたりします。

初日は親も同伴で授業に参加するのですが、もう明日から一人でいくからいいよーと頼もしいことをいってくれています。
義務教育がもう始まるなんてあっという間。楽しい学校生活を過ごして、すくすく育ってね。

パパ