Sinterklaas準備
毎日色々とニュースは多いのですが、何かとバタバタしていてブログが滞っています。
昨夜は学校でSinterklaasの行事のために保護者が集まる日でした。
Sinterklaasはオランダにしかないイベントですが、オランダでは重要なイベントで、子供も大人もこの時期が近づくと浮かれ始めます。
クリスマスのように、良い子にしてると子供達はSinterklaasからプレゼントがもらえるのですが、この日は、学校のイベントで子供達のもらうプレゼントのデコレーションを準備しました。
プレゼントはただの包装ではなく、特殊な面白い梱包を手作りでする習慣があるようです。
20:00に学校に夫婦で集合し、コーヒーとお菓子が準備してあり、しばし保護者で歓談。
その後先生から説明があり、各クラスでプレゼントを入れる何かおもしろいオブジェを作りましょうとのことでした。
さっそく、私たちのクラスでも集まり、何を作るか話し合い。
あっさり、お城を作ろう!となりました。そしてお城の中に子供達へのプレゼントを隠そうということになりました。
そうと決まるとさっそく作り始めます。
僕たちは、大まかな土台を作って、他の人たちは同時にデコレーションのものを作ったり、誰も仕切っていないのにどんどんと進んでいきます。
日本と違っておもしろいなと思うのが、役割分担とかも決めていないのですが、みんな自然と自分たちの役割を決めて、どんどんと作業がスムーズに進んでいきます。
最初にお城を作ろうと決まった時も、誰も話を仕切っていないのに、みんながどんどん喋って、何をどういう風にするかトントン拍子で決まっていきます。
とにかく進むのが早く、共同作業が上手な人たちだなと思いました。
私が今まで属していた日本の会社や組織でこんな経験はなかったのでびっくりしました。
そして、みんな真剣です!そして結構こだわりが強くて、仕事が細かいのがびっくりです。
この人たちもオランダの個性を伸ばす教育を受けて育っていたんだなと感じる、個性的な働き方な人が多く面白かったです。
そして22時を周り、他のクラスの人たちは完成し帰り始めましたが、うちのクラスはみんなこだわりが強くて、結局完成と掃除が終わったのは22時30分でした。
そして、完成したのが、このお城!
2時間のわりには結構良く出来てるでしょ?
ちゃんと入口の橋もチェーンで前後に開閉し、窓も開閉しタワーや城壁、反対側から見ると可愛いピッツたちが居たり、細かい工夫がいっぱいです。
みんな、大満足で楽しい夜でした。
パパ
追記
最近、よく妻に「あなたはオランダの学校にいると本当に小さく見える」と言われます。僕は身長は178cmで日本では平均より高いのですが、クラスのお父さんの中で一番身長が低いことが発覚しました。ちなみにお母さんの中にも僕より身長が高い人が何人もいます。
さすが、世界一身長が高い国だ。。