Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

Burgers’ Zooで一喜炸裂

めぐみが一週間体調を崩していたり、その後雨の日が続いていたりと、暫く外出ができずに過ごしてました。
やっと晴れの予報になり、7月31日にBurgers’ Zooという車で一時間ほどの動物園に行きました。
http://www.burgerszoo.nl/
1913年にオープンした動物園だそうです。

一喜は入口付近にいたペンギンを見るだけで、ペンギンがビクッとするほど大声を出すほど大興奮。
園内に響き渡るほどの大きな声で吠えてるサルを見ても、このサルたちに向かって、一鳴き声を真似して一喜も大声で吠えます。

3月にロッテルダムの動物園に行ったとき、動物を見ても殆ど見向きもしなかったのに、まるで反応が違います。

ベビーカーに乗せても、動いてる最中に飛び降りるほどじっとしてられません。ひょこひょこあっちやこっちや歩き回り、手すりがあると必ずそこに乗せろ、の意思表示。
そして柵から落っこちそうなほど身を乗り出す。
日本の動物園のように、柵は高くないし、手すりや柵に乗ってはいけません、などの表記はありません。

一喜に振り回され、午前中だけで私たちはへとへとです。
メジャーな動物だけ見て回ろうと思いきや、めぐみは全部見たいと言うので、端から全て回ることになりました。

でも、そのおかげで、見たこともない珍しい動物も見ることができました。

背中と足の柄がとても変わってました。
絶滅危惧種で、今は自然の中にいる数より動物園にいる数の方が多いそうです。

ランチは、おにぎりを持参。
園内のカフェでフライドポテトのみ購入し、ささっと済ませました。
午後から一喜が寝てしまうかも、と思い、一番の見どころのSafariエリアに直行しました。

なんて素敵なこと。
歩道橋がエリア内の端から端まで続いてて、柵がなく動物たちを色々な場所から高い目線で見渡せるようになってました。
涼しい風を感じながら、移動する動物たちを暫く見てました。
アフリカに行ったことはありませんが、まるで疑似体験をした感じです。

その反面、こんなに沢山の動物が遠くから捕まえられて連れてこられたのか、と考えるとちょっと複雑な気持ちになってしまいます。

結局一喜は、一瞬うとうとしたのみで、ずっと歩いてベンチや段差を上ったり下りたり、動物を見つけては大興奮のまま。

私たちは足が疲れて既に歩きたくなくなってきてるというのに、全くエネルギーが切れる様子がありません。

その後サルのエリアを回っているとき、パパがこちらに近寄ってきて、急に顔をしかめます。
どうしたの?と聞くと、 サルを見ようと手すりに乗ってた一喜を支えようとたとき、お腹に激痛が走って、何が起こったか判らなかったけど、お腹と一喜の間から、ハチが飛んで行ったと。
お腹を見ると、ハチに刺された痕が!
パパは暫く撃沈で、痛みで座って動けなくなってました。
因みに、ハチに刺されたのは人生で3回目だそうです。
パパには悪いけれど、一喜が刺されなくて良かった。

痛い痛いと言うパパを引き連れ、なんとか全ての動物を見て回ることができました。
めぐみは、珍しい動物を見るより、動物園の地図に載っている全ての動物を見ることが楽しいようです。スタンプラリーのような感じが楽しいみたい。

一喜は車に乗る瞬間まで動きっぱなしでしたが、乗った瞬間に爆睡でした。一喜は相当満足した様子。そしてちょっと刺激的だったようで、車の中で何度か寝ながら叫んでました。

最近、どこへ行っても一喜に振り回されてますが、まだまだこの状況は続きそうです。

ママ