Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

学校での中間面談(3/18)

先日、学校で先生との面談がありました。

このような機会が年に3回ほどあります。うちの学校は9月始まりなのですが、11月と3月と6,7月にあるようです。
11月と6月は子供を交えた3社での面談で、今回は娘は抜きでの中間面談でした。(娘は学校で遊んで待っていました。)

子どもたちは日々の学校での学習をポートフォリオというファイルに色々と管理されており、作った作品や学習状況などがそこにファイルされています。
また、先生が写真付きで、こんな活動をしたという報告も時々載っていたりします。

そのファイルを1週間前にもらって帰ってきて、その中に、先生と子どもと親がそれぞれ話したいことを事前に書いておく紙も同封されています。
ちなみに、私たちは娘のオランダ語の状況や学校での状況など3つほどトピックをあげていました。

当日はまず先生から成績というかフィードバックから始めることにしました。
イエナプランの6つのカテゴリーにわけて、PCでめぐみのファイルを一緒にみながら進めていきました。
ちなみにカテゴリーは以下の6つです。
-sociaal-emotionele ontwikkeling(social and emotional development)
-wereldoriëntatie(world orientation)
-expressieve ontwikkeling(expressive development)
-motorische ontwikkeling(motor development)
-taal-/lees-ontwikkeling(language / reading development)
-rekenontwikkeling/ rekenontwikkeling(math development / spatial understanding)

そして、それぞれのカテゴリーの中に、それぞれの学年ごとに到達目標が書かれています。
例えば、一番上のsocial and emotional developmentだと、人が話している時に話が聞けるかとか、自分の服をきちんと自分で片付けられるかとかだったり、motor developmentだと片足で5秒立てるかだったり、細かく色々と書かれています。
Group 1(4歳のクラス)の場合はそれぞれのカテゴリーで10個くらいで、Group 2になると数がもう少し多そうでした。

それぞれのカテゴリーに色付けがされていて、とても進度が速くうまくできていること、オントラックのもの、次に注力したいもの(今回は中間面談なので)、少し遅れているもの、などに分けられていました。

それぞれについて見ながらお互い話をしていくという進められ方でした。
例えば、うちの娘のオランダ語の場合、全体としてはとても速く話せるようになっていて問題はなく、お互いの言っていることは理解しあえているようです。ただ、4語以上の文章を記憶して復唱するのが完璧にはできなかったり、hoog(高い)という形容詞の反対語にklein(小さい)と言ったりと、言葉の間違いがあるようです。
昨年の6月に面談を行った時は、入学した直後でオランダ語の問題もあり、半分の時間は語学学校に行かせたらどうか?という提案もありましたが、もうその必要はないとのことでした。

また、家ではどうかということもシェアし、お互い現状の把握と次のステップの確認が進みました。

15分ほどの面談でしたが、とても細かくカテゴリーごとに分けてフィードバックをしてもらえて有りがたかったです。
学校自体にはいつでも入って見学するのも自由で、毎日送り迎えに行っているのでなんとなく様子はわかっているつもりでしたが、色々なことがわかり安心もしましたし、家庭での教育にもとても役に立ちました。

個人的に感じたのは、
教科ごとにざっくりと数字だけついて評価がでるより、細かいカテゴリーのそれぞれの到達目標に対しての現状を示してもらえることはありがたいし、developmentには重要だと感じました、
ちなみに6つカテゴリーは小学校6年にあたるGroup 8までずっと使われるようで、日本の教科の区切り方と大分違うなと思いました。

パパ

面談の内容は、評価しているのではなく、あくまでもフィードバック。数字を使った表現は全くないけれど、めぐみの勉強の進み具合を把握するのにとても分かりやすく表現されていました。

ママ