Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

パトリオティズムとオーガニック文化

「ヨーロッパの人はパトリオティズムを持った人が多いな」と今回実感しました。
もちろん都市部はそれほどではないかもしれませんが、どこも田舎に行くほどそうだなと思いました。
国民国家の生みの親のフランスでさえも、ナショナリズムではなく、パトリオティズムだなと実感します。
確かに、景気が悪くなってから、都市部を中心に右傾化している人たちもいるのですが、どうも日本のメディアはナショナリズムとパトリオティズムを混合している気がします。
(オランダでは正直あまり感じず、本当に人それぞれな感じがします。どちらかというとコスモポリタンで地球全体の環境を気にかけている人が周りに多いです。)

そして、日本は明確にメディア主導で右傾化していると思います。
(僕自身は国民国家自体が幻想であり、政府とメディアが作り上げたものに過ぎないと思っている)


そして、オーガニック文化ではパトリオティズムも重要な背景だなというのを今回再認識しました。日本ではオーガニックというと健康や食の安全を目的としている人が多いですが、ヨーロッパでは健康を超えて、社会や環境のためという意識を持つ人が多いです。ローカルの環境をしっかりまもっていきたいという思いが、大きくオーガニック文化を後押ししていると思います。

そこを日本にどうもたらせるかが、ヨーロッパ型のオーガニック文化になるか、アメリカ型のwhole foodsのようなオーガニック文化になるかの分かれ目なのかなと思いました。

パパ