樋掃除の後に

樋掃除をした夜、ブルーベリータルトを焼いて、はしごのお礼に行きました。

持って行くと、奥さんはほぼ初対面なのに、「お茶でもしていかない？」と。(オランダに来てからの、よくあるあるパターンです。)

話の最初から驚く事ばかり。まずは、この家に何年住んでいるの？と聞いたら、ご主人はこの家で生まれてずっと住んでいると。この辺りで最も長く住んでいる人が、うちの裏にいたなんて！

奥さんは結婚してからと。それまでは、20年くらいオーストラリアにいたと。じゃあ英語の方が得意ですか？って聞くと、両親はオランダ人だから、オランダ語も両方話せる、と。

それから、二人の仕事やバケーションなど一般的な話から、二人の出会いや、ブログには書けないプライベートな内容など、驚く話がいっぱいで、あっと言う間に1時間半も話し込んでしまいました。

はしごのお礼に伺ったはずなのに、ご主人の家庭菜園で採れたラズベリー、ブラックベリー、きゅうり、ズッキーニ、お豆など、沢山のお土産を頂きました。電話番号も交換し、近々裏の家で我が家のお隣さんも呼んで、合同でBBQの約束をしました。（ご主人と庭師の我が家のお隣さん、実はすごく仲が良いそうです。これも今まで知らずにびっくり。）

パパもブログで書いていたように、片言しかオランダ語を話さず、見ず知らずの私たちを受け入れて貰い、何と言ったらいいのかわからないくらい幸せです。家の近所のコミュニティに受け入れて貰える事がこんなにも嬉しい事とは、日本に居る時には思いもよりませんでした。

また、かしこまった形式でなく、気軽にお茶していかない？と誘い合える我が家のご近所のスタイルも、とても素敵だと思います。

ママ