Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

月曜日

新しいルールが出来つつある月曜日。テニスのレッスンが一緒のお友達との約束で、月曜日は二人で学校から帰ってきて、一緒に遊んでテニスに行き、晩ごはんも一緒に食べよう、となりました。

どちらの家で遊んだり食べたりするかは、毎週交代です。今まで4回ほどしてみましたが、子供たちが楽しそうなので、暫くは続けてみることになりました。

めぐみはクラスに同級生の女の子がもう一人いるけれど、性格が違い過ぎて好んでは遊びません。なので、違くクラスのお友達と、こうやって楽しい時間を過ごせる事は、とても嬉しいようです。

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ママ

 

もしや、また?

4月23日のこと。この日は、めぐみも一喜も、学校からお友達を連れて帰ってきました。めぐみは、一学年上のお友達、一喜は同級生。なので、小学校5年生と1年生の子供たちが、仲良く遊んでいました。

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少し部屋で遊んで、その後はみんなで学校で遊ぶことになりました。お姉ちゃんたち二人が、一喜たちと上手に遊んでくれて、とっても微笑ましかったです。

15分後、事件が。めぐみが転んで泣いていると、一喜の友達が呼びに来てくれました。見ると、手首が腫れていました。なんだか、3年くらい前に、ヒビが入った時と似た感じ。ちょっとでも動かすと痛がるので、添え木をして手首を固定し、一晩、様子を見ることにしました。

翌日になっても痛みは引かず、めぐみも病院に行った方が良さそうと言うので、休日診療に電話をしました。この日は土曜日だったので、ホームドクターは休診です。

電話がつながったのは、30分後。事情を説明すると、電話の担当者から、「昨夜は寝れたか?ご飯は食べれているか?」と質問されました。「添え木をして固定をしていれば、痛みは少なくて、寝ることも食事も出来る、」と答えました。すると、ちゃんと「寝れて、ご飯が食べれているので、月曜日になっても痛いようなら、ホームドクターを受診してください。」と。「結構痛そうなんだけれど。」とゴリ押ししても、電話の担当者の返答は変わらず。

なんともオランダらしい。寝る事が出来て、ご飯が食べれているなら、休日診療に来る必要なし。なので、日曜日も、添え木を取ると痛いと言いつつも、月曜日まで待つしかありませんでした。

月曜日の朝になると、痛みが少し落ち着き、動かせるようになりました。心配していたヒビは入ってなかった様子。午後になると、軽いものなら持てるほど回復し、一安心。

土曜日の午後は、楽観視しないで、さっさと診てくれたらいいのに、と不満に思っていたけれど、なーんだ、焦って病院に行かなくて良かった、とコロッと心変わりしてしまいました。オランダ方式、侮れないこともあるのね。

ママ









スイッチ入ると止められない

先週の土曜日から、子供たちは5月休みです。16連休もあるのに、我が家はまたも、どこかに行く予定なく過ごしています。

連休前の朝、一喜が「工作をしないといけない!」とパジャマのまま庭に走り出し、段ボールを取ってきました。食事も着替えもしないで、突然、工作に熱中し、爆走モードの一喜。

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「着替える時間よー!」と声をかけても、なお続行。「あと10分で学校に行く時間だけど。」と伝えると、しぶしぶ手を止めて大急ぎで着替え、朝ごはんを食べて、なんとか学校に間に合いました。学校に行くとき、「まだ作るから何も触らないで!」と言われ、そのままにしておきました。

帰宅後すぐ、再開です。

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そして、出来上がったのは、ロケット!中に入って満足してます。

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カッターを使ったり、見ていると多少ヒヤヒヤする場面もありましたが、誰の手も借りず作りました。なぜ急にロケットを作りたくなったかは、謎。

連休中は、パパと一緒に段ボールでまた何か作ろう!となりました。

ママ

 

久しぶりの学力テスト

通常であれば、2月と6月にあるはずだったテストは、去年からのロックダウンで、一年近く行われていませんでした。学校ではこまめに小テストをして、学力をチェックしていたようですが、その結果情報は親には共有されていません。家庭学習がちゃんと出来ていたのか、この一年間で子供たちはどれくらい学力が伸びているのか、親としてとても気になっていました。

先週、3月に行われたテストの結果が記載されたポートフォリオを持ち帰って来ました。前回の結果がとても良かっためぐみは、今回は少し下がっていました。もちろん、どの教科も平均よりはずっと上の方にはいますが、前回がとても良かっただけに、どうしたのか気になります。

数学は1+に上がっていましたが、spellingと文章読解が、やや下がり気味。文章読解は、めぐみは質問が難しくて上手く答えを見つけられなかったと言っていました。夏休みまで、めぐみと一緒に少し家で文章読解の練習をしてみようと思っています。

Spellingは、1から2に下がっていて、本人はどこで間違っていたのか把握しておらず。この連休中にどこが間違っていたのか、チェックしてみようと思います。

毎回残念だなぁと思うのですが、せっかくテストをしたのに、めぐみがどこを間違っていたのか先生が把握していないし、フィードバックが行われていません。これに関して、去年、校長先生にお願いしたのですが、改善が感じられません。なので、家でチェックしてフィードバックをしようと思います。

一喜は、今回が初めてのテストです。算数は一学年上の事をしているので、付いていけているのか、とても気になっていました。ですが、結果を見て少しほっとしました。一喜は一学年上の算数で、1を取っていました。(評価は、1~5までで、良い方から順に1→5です。) SpellingとDMTに関しては1+。特にSpellingは満点だったそうです。

とても良い出足で嬉しかったです。一喜の場合、あとはモチベーションが鍵だと思っています。一喜がやる気がなくなってしまったら、きっと全くやらなくなるでしょう。

先週は、オンラインで面談もありました。一喜は、学校でもお友達とも楽しく遊べているし、何も心配することはなさそうでした。

めぐみは、今回少しテストの結果が下がっていたので、それについて先生に相談しました。それから、前回の面談では、学校でも、気に入らない事があると、黙り込んで先生やお友達を手こずらせる事があったそうですが、今はそのような事は少なくなってきているとの事でした。家では、まだ正直に自分の気持ちを言えず、私たちが困ってしまうこともあるのですが。本人も分かってきてはいるので、進歩はあるけど、もう暫くかかるかな。

一喜のテスト結果は申し分なかったし、めぐみもチェックするべきポイントが見えたので、一先ずほっとしています。

受験がないと言われているオランダですが、全くないというわけではありません。学力テストの結果が良いほど、中学校の選択肢が増えます。学力テストは、最終学年の結果も大切ですが、その一年前の結果も重要視されます。むしろ、一年前の結果の方が重要にも思えたり。めぐみは来年、その重要な学年になるので、最近はテストの結果をのほほんとは見てられません。

ママ






小2の算数

ロックダウン中の家庭学習で気づいた事です。一喜は日本だと、凡そ小学校2年生の算数をしています。オランダでも、この学年の算数では、掛け算の九九をします。ちなみに、宿題がない学校なので、日本のように夏休みに九九を覚えてくる、なんてことはありません。

うちの子供たちが通う学校には、「教科書」、と言うものがなく、教科によって進め方が違います。算数はワークブックをしながら勉強をし、文章問題はプリントも使っています。正直、子供たちの算数のワークブックを見たのは初めてでした。(最初のロックダウン時は、全てオンラインで送られてくるプリントのみでした。)

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新しく習う内容もあれば、前のワークブックまでの復習のページ、最後は遊びの要素が組み込まれたまとめの練習問題のページもあります。一喜は、この最後のまとめのページの問題が大好きです。ワークブックは、全てをする必要はなくて、先生からするべき問題の指示が出ています。

ロックダウン中は、九九の3の段を練習していました。3の段が終わると4の段、と思いきや、次は図形。その次は、㎖⇔ℓ、㎎⇔ℊ⇔㎏、㎜⇔㎝⇔mなどの単位換算、二桁同士の繰り上がりのない足し算、と続いていました。

一喜に掛け算の事を聞いてみると、最初に1の段、次に10の段、その後は2の段、そして5の段をし、ロックダウン中に3の段を習ったそうです。ロックダウン後は、4の段をしていて、めぐみの時の経験だと、一年かけて九九を全部覚えていく感じです。

一つの事を続けてするのをあまり好まない一喜は、学校で使っているワークブックのおかげで、飽きずに楽しく勉強できているようで何よりです。

ママ