Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

自主隔離

ロックダウンは続いていますが、小学校は特別なルールの元、毎日登校可能です。先生も子供たちも、少しでも風邪症状がある場合は、お休みしないといけません。早く登校したい場合は、コロナの検査をし、陰性が判明した場合は、症状があっても登校可になります。もしクラスで、子供も先生も含め、一人でもコロナ陽性者が出た場合は、クラス全員が自主隔離になり、自宅学習に切り替えです。

このような厳しいルールでの学校再開でしたが、うちの子供たちの学校は、どのクラスも自宅学習にならずに継続していました。ですが、先週、ついにあるクラスで研修生がコロナになり、そのクラスは自宅学習になりました。最初の5日間は全員が自主隔離、5日後以降に、コロナ検査で陰性が判明した子供は、6日目以降から登校可能になります。検査をしたくない子は、さらに5日間の自宅学習になります。

昨日(木曜日)、めぐみのクラスメイトの数人と一喜のクラスメイト一人が、午前中に急に家に帰らないといけなくなりました。どうやら、水曜日の放課後に、校庭で数人の子供たちが一緒に遊んでいて、そのうちの一人が、水曜日の夜に、コロナ陽性だと判明したそうです。なので、一緒に遊んでいた子たちが、自主隔離が必要とわかり、急に家に帰らないといけなくなったそうです。

コロナが陽性だった子は、コロナ陽性になった研修生がいたクラスの子です。水曜日は、まだ家で自主隔離期間中です。

しかも、水曜日の夜に判明したなら、夜のうちに担任の先生に連絡を取り、一緒に遊んでいた子の親に連絡をしておけば、登校前にその子供たちも自主隔離ができたはず。

めぐみのクラスでは、ちょうど大事な学力テストの最中に、この話が担任の先生に伝えられ、クラスがテストどころではなくなってしまったそうです。喘息の子供たちや、家族にハイリスクを抱える子供もいて、パニック状態。

普段、一喜の声でうるさくても、集中するのに慣れているめぐみですら、全く集中できなくなってしまい、答案に書いた答えが不確かで、全部消してしまったほどだそうです。めぐみに限らず、全員が集中が途切れてしまい、テストは来週にやり直しになりました。

来週は、木曜日からイースター休暇です。昨日、家に帰らされた子供たちは、自主隔離のために、テストが受けられない子供もきっといるでしょう。

他にも、自主隔離期間中なのに、テニスのレッスンを受けに来ていた子や、校庭で遊んでいる別の子を見かけたり。

5日間くらい、ルールに従って自主隔離できないものかと。オランダのコロナの感染率が高い理由の一つに、ルールを守ってない人が多いのではないかと疑ってしまいます。

 

ママ