新しいお友達
学校が休みになり、一か月以上が経ちました。学校、先生、お友達を恋しく思う子供たちは沢山です。一喜くらいの小さな子供たちは、どこかしら恋しく思っていても、家の方が良いと言っている子供たちもいます。一喜もその一人。
学校では、遊ぶお友達がいるし、本人の気持ちと裏腹ですが、一喜と遊びたかっている女の子もいるようです。ですが、放課後に、誰かと遊びたいお友達がいる?と聞くと、本人は「いない。」といつも答えます。その返事に、ウソはない様子。めぐみの事が大好き過ぎて、めぐみと遊びたいのかもしれませんが。
そんな一喜ですが、学校が休みになって、近所の男の子と遊ぶようになりました。2軒先の男の子と、更に道を挟んで1軒先の男の子。学年は一喜より2つ上で、歳も2歳上と1歳上です。そして、外から見ている限りですが、3人とも性格がバラバラだし、学校も3人とも違います。
どれくらい3人の仲が良いかと言うと、平日も休日も毎日ずっと遊んでいます。午前中はみんな勉強がありますが、14時くらいになると勉強が終わり、この3人が誰ともなくお互いが呼びに来て、毎日17時半まで遊んでいます。
2人のお友達は、一喜を特別年下扱いしてる感じはなさそうですが、一喜がすねていると、優しく一喜に譲ってくれたり、それでもすねていても、また明日遊ぼうね、とさらりと声をかえてくれたり。明らかにお友達の方がお兄ちゃんに思えることがあり、精神年齢からすると、一喜が幼過ぎるんでは?と思ったり。でも、当たり前のように向こうからも誘いに来てくれるので、それは本人たちは気になってないよう。
一喜は学校が休みになって以来、毎日3人で遊ぶことがとにかく楽しみで仕方ないようで、14時を過ぎるのが待ち遠しい毎日です。普段だったら、習い事があったり、学童があったりで、3人で毎日なんて遊べないけれど、この一か月で3人の結束が強くなり、毎日ずっと一緒に遊んでいます。ちなみに、もちろん外で。
ママ
今週の課題Ⅳ
これは、めぐみの課題。今週のチャレンジです。
コロナで外出規制となり、道路や庭、壁にチョークで落書きするのが流行っています。うちの近所も色んなところに、チョークの落書きやメッセージが書かれています。おばぁちゃんがお誕生日なのに会いにいけないので、おばあちゃんの家の前の道路に、お誕生日おめでとう!と書かれていたり、ちょっと面白い落書きだったりと色々です。
めぐみのクラスは、来週に上位3名が発表されるそうです。
先週の作文と工作のチャレンジは、なんとめぐみが優勝でした!おめでとう!工作のイースターエッグは、ブログの通り私がお手伝いしてますが、作文は全くお手伝いしてません。
めぐみを真似して一喜も!二人とも、犬とお散歩してます。わかるかしら?
写真は撮ってませんが、めぐみも今週も沢山勉強しました。どこの家庭もですが、親が先生だとだれてしまうし、甘えてしまう。周りが勉強してれば自分もと集中できるけれど、家で一人だと、集中するのも難しい。さらには、私たちは学校での教え方を見たことないわけで、毎日パパと試行錯誤し改善はしていますが、勉強の進め方も含めて、親の教え方でいいのやら。
最低限、学校からの課題はこなすようにはしています。先生の目が届いてなかった点に気づいたときは、アドバイスもしてます。でも、めぐみは、これで学力が伸びているのか不確かです。本人のモチベーションも、最初と比べてやや下がり気味です。
反対に、一喜は学校ではしない計算などを自主的にどんどん進めているので、計算力や読む力は伸びています。
まだまだコロナの感染者が減らないオランダですが、重症者はやや減少傾向です。政府の方針は、学校の再開を一番に検討するとのことで、もしかすると、5月の連休明けから、少しずつ学校の再開があるかもしれないと言われています。
具体的には、第一段階として、週に1,2時間だけ数人ずつ登校するようになるかも、と担任の先生から聞いています。
ママ
今週の課題Ⅲ
鏡を見て、変顔を作ってみよう!いくつ出来るかな?
めぐみの課題を一喜も一緒にしました。
絵と同じポーズを10秒間キープ。
一つ動物を選んで、マインドマップ作り。一喜はトラにしました。
この課題は、3週にわたって続くそうで、どうなって行くか詳細はわかりません。先生が、上手にちょっとミステリアスに動画を作ってます。先週は、人形を作るように指示があり、今週は、その人形が住む家の前面、後面の絵を描くようにと。人形の素材は、好きなものでOKでした。
人形の顔の絵は、めぐみが沢山手伝って描いてくれました。来週がこの課題の最終回ですが、どうなるのかな?
ママ
今週の課題Ⅱ
これは、”T"から始まるものを集めてみよう!
次は、英語で鉛筆やペンを数えてみよう!
5や15が難しいよね。
この2つの課題は、促さなくても取り組んでいました。多分、難しそうに感じると、しなくていい、となってしまうようです。少し手伝ってあげると、課題は楽しいものが多いし、取り組めるのかな。
ママ
今週の課題Ⅰ
さてはて、やっと週末です。今週は月曜日はイースターでお休みだったので、学校の課題は4日間。1日少ないだけで、楽に感じました。今週も子供たち、沢山の課題や勉強をしましたよ。
上の写真は、マグネットの課題。興味があるのを自分で集め、くっつくか、くっつかないかを予想します。そして結果と見比べてみる。金属でも、鉄が入っているものと入ってないもので、くっつくかどうか違ってくることを説明しました。
こちらは、お話作り。カバンに5つのものを入れ、その全部を使ってお話を作るというもの。えらく長いお話だったので、動画は途中までですが。
中身を変えて何度か楽しみました。最近の一喜ですが、先生からの課題の動画が送られてきて、「みんなもやってみてね!作ってみてね!」と言って終わります。「やってみようか?」と一喜に聞くと、「やんなくていい。作らなくていい。」と返されます。一喜が喜びそうなものでも、したいとは言いません。
「ママも作ってみるから、手伝ってくれる?」とか「ママ、作ってみるね!」と言うと、最初だけ少し見てますが、すぐに見ているだけでは我慢できず、率先して自分で作り始めます。
あの手この手で工夫して、毎日課題をしています。
ママ
Paasdagen Ⅳ(ディナー)
イースターの日には、オランダ人は親戚同士が集まってご飯を食べる習慣があります。なんだかんだ理由を付けて、親戚で集まるのが好きな国の人に感じます。
今年はコロナの外出規制で、殆どの家は家族のみでご飯を食べるようにしたようです。両隣りは、家族が来て、距離を取って庭でご飯を食べていました。
我が家は、最近お気に入りのタコスディナーを開催!もちろん4人のみ。
夜になっても外が明るく暖かく、昨日は晩ごはんも庭でした。
お店も今日はお休みなところが多く、我が家も今日はのんびり過ごしたいと思います。
ママ
PaasdagenⅢ(ランチ)
オランダでは、Paasontbijt(イースターの日の朝ごはん)があって、特別な朝ごはんを食べる習慣があります。主に子供がいる家庭でするようです。毎年、子供たちの通っている学校でも、デコレーションした箱にお友達のPaasontbijtを作って持って行き、学校で朝ごはんを食べるイベントがあります。
特別と言っても、内容は大して特別でなかったり。この日だけ、子羊の形になったバターを食べたり(この時期になると、スーパーで売ってます。)、ウサギやヒヨコ柄のナプキンやテーブルクロスを使ったり、と言った感じです。そして、ゆで卵を食べる!
ちなみに、オランダのキリスト教のお友達に聞いた話ですが、キリスト教の人は、イースターに、木の枝にタマゴも飾らないし、チョコエッグもゆで卵も食べないそうです。教会に行って、唄ったり祈ったりするだけとか。木の飾りも、チョコエッグも、ゆで卵も、サンタクロースみないなものだそう。
そして、キリスト教でない我が家は、、、Paasontbijtではなく、Paaslunchを開催!もちろん、ゆで卵も!ゆで卵のケースは、子供たちが作ってくれました。
めぐみはウサギ、一喜は何故かカンガルー。ゆで卵のケース以外は、至って普通のランチです(笑) 気持ち良い陽気で、庭で美味しくいただきました。
ママ