Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

一喜の面談

一喜はWhatAppのビデオ通話での面談でした。毎日の課題は順調どころか、算数は一つ上の学年の子供たちと一緒に勉強していて、それも、デジタル時計の見方とメートル法が出来るようになったら、もう一つ上の学年の課題を始めるそうです。単語や本を読むのも上手だそうですし、書く練習も意外にも丁寧に書いて練習しているそうです。

あと、友達とも楽しくよく遊んでいて、特に問題ないと言われました。一つ挙げるとしたら、お片付けの際、ふざけてあまり片づけをしない事くらい、と言われました。家でも片付けないけれど、学校でもだったのね。

私たちは、家では大体は日本語で会話していますが、一喜の日本語は上手ではありません。たまに何を言っているのか全く理解できない事があり、「オランダ語で話してみて。」と言っても、理解出来ない事があります。私たちのオランダ語力の問題もありますが、めぐみが横で聞いていても理解できない事もあり、若干オランダ語が心配でした。

先生にそのことを伝えたのですが、一喜のオランダ語はとっても上手だそうで、訛りも全くないし、文法なども同級生の子供たちと同じレベルで話しているそうです。少し信じがたいのですが、先生がそう言っているので大丈夫かな。

あと一つ、先生からの質問で、一喜はコートを着なくて大丈夫か?と。最近は、朝は2℃、日中でも6℃くらいですが、未だに短パンとTシャツのみで、コートなど羽織るものなし、で登校しています。さすがに8℃もない日は長そでのTシャツを着せてますが、コートは着ません。先生も心配してるようで、必ずカバンにはジャケットが入っている事を伝えました。

こんな事を面談で話しましたが、今のところは順調なようです。

ママ

めぐみの面談

オランダはコロナの第二波で、一か月くらい前からロックダウン。ピークは過ぎていますが、まだまだ感染者も多く、面談はオンライン、又は電話でとなりました。

面談は、事前に本人、先生、親から、一つずつ質問をあげ、それについて話していきます。

私たちも先生も質問は、面談の一週間前からPlusklasが始まり、毎日の課題がこなせているのかが質問でした。コロナの影響でテストをしていないので、めぐみの学力は今どうなっているのか、実際には私たちにはわかりませんが、学校では小テストをしていて、先生は把握されているようでした。

先生は、めぐみの学力は問題ないし、Plusklasをしても大丈夫と。しかも先週からはPittige Plusも始めたそうですが、めぐみも先生も大丈夫でしょう、との事でした。先生とめぐみは、

・プランを立てるのが難しい時は、先生とすぐに相談すること
・課題が終わらなかった日は、終わらなかった理由を先生に報告すること

を約束しているそうです。

それから、私たちのもう一つ気になっている事を伝えました。めぐみが、少しでも気に入らない事があると、素直に自分のやりたい事、素直な気持ちを言葉に出して言わないことです。わざとおかしな事、人が困る事、適当な事を言って、結局どうして欲しいのかが、周りの人にはわからない事があります。

学校でも、めぐみが何か気に入らなかったり泣いたりしているとき、どうしたいのかを聞いても、何も言わない事が何度かあると先生も言っていました。

この点については、学校全体を見ている先生と相談して、対応を考える事になりました。

ママ


これ配る!?

学校では健康的な食事を取り入れようと取り組んでいます。その一つが、フルーツの日。週に2回あって、この日は学校で果物が配られ、尚且つお弁当に、クッキーなど甘いものは持参禁止。但し、サンドイッチに塗るチョコレートペーストやチョコスプレーはフルーツの日でもOK。なんでやねん!と突っ込みたくなる。

オランダの子供たちは、毎日のサンドイッチに、これらを塗ったり挟んだりして食べてます。これを禁止するなんて、オランダ人のソウルフードとも言える二つなので、きっと無理なのでしょう。

それはさておき、昨日も一昨日も、一喜は学校からチョコレートを貰って帰ってきました。

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一つはビンゴゲーム、もう一つは、もうすぐシンタクラースの日、だから!?

健康的な食事を心がけている学校なのに、チョコレートを配るとは。これくらいはOK!みたいな感覚なのでしょうか。

因みに、学校のアンケートには、毎度、学校からチョコレートやSnoepje(カラフルな駄菓子のようなもの)を配らないでほしいと書いていますが、今のところ、要望は通っていません。

ママ

 

Plusklas

一言で言うと、私塾、みたいなものです。めぐみたちの学校の建物の中にあり、他校の子供も参加できます。

学校での通常の課題、エクストラの課題も時間内に終わらせる子供たちが通う私塾で、活動は学校の時間内に行われます。費用は、4時間x10週で450€。

去年、めぐみはこのPlusklasに通うチャンスがあったのですが、担任の先生が申し込みを忘れていたり、コロナで学校がお休みになったりして、通うことができませんでした。そして今年は、上のクラスに上がり、最初の3か月は新しいクラスに慣れることが優先でしたが、先週、やっと担任の先生からOKがもらえました。

数か月ごとにテーマが変わり、今は芸術について取り組んでいるそうです。先週は、ギリシャ美術について調べ、ラテン語も少し勉強したそうです。子供たちは、それぞれ好きな素材を選んでアートを作り始め、めぐみは石の彫刻を作っていると言っていました。

ちなみに、今週はアフリカの美術について学んだそうで、民族によって異なるカラフルなお面について調べたそうです。

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学校でしているワールドオリエンテーションを更に深くしている感じでしょうか。ロボットコンテストにも毎年参加していると聞きました。めぐみは、とにかく楽しいそうで、Plusklasのある火曜日をとても楽しみにしています。

親として心配なのは、週に一度、半日以上Plusklasがあるので、通常の課題がこなせるのか、と言う点です。週の予定表を作る時、めぐみも若干、やる事が多くて通常の課題をどうプランするのか戸惑いがあったそうですが、先生と相談してプランを作ったそうです。

こんなにも楽しいなら、是非続けさせてあげたいです。学校の課題がこなせているのか、今まで以上に小まめにめぐみに聞こうと思っています。

ママ



一喜、救出される

一昨日の日曜日、オランダは最高気温が5度しかなく、今年一番の冷え込みでした。

午後、私はめぐみをテニスに送りに行き、パパと一喜はお留守番。送って行った帰りに、お友達と30分ほど立ち話をして帰って来ました。家に戻ると、パパはベッドでうとうとしてて、一喜は外に遊びに行ったと聞きました。

少しして携帯を見ると、お隣さんからWhatAppのメッセージが来ていたことに気づきました。”一喜が寒い中、半袖、半ズボンのビーサンなのに外に居て、家の中に入れずに困っていたから、連れて帰ったよ。”と。インターフォンを鳴らしたのに、パパが上で寝ていて気づかなかったらしい。

すぐにお隣さんちに行ったら、ソファーでお茶を飲みつつ、カードゲームを楽しんでいる一喜。しかも、レーズンパンやらサンドイッチなどもご馳走になり、すっかりくつろいでいました。

お隣さんがいなかったら、寒い中、真夏の格好で一喜は30分も外に放置されるところでした。こんな寒い日なんだから、パパが靴下とか何か羽織らせて、一喜を外に出してくれるとありがたいんだけど。。

パパは子供たちの事を何よりも大切に思ってくれているけれど、昔から無頓着。ママの意図は伝わらず。「もうちょっと子供たちをちゃんと見て!」と何度となく言ってます、今回も。でも、パパは1ミリも気にしちゃいない。

ママ




やっとテニス

今年の2月から右肩が痛くなり、ずっとテニスをお休みしてました。4か月ほど大人しくしていたのに治らず、友達に相談したら、オステオパシーを紹介してもらいました。

紹介されたオステオパシーは、とにかく人気があるようで、予約が取れたのは二か月先。受診すると、私の肩の異常を的確に説明されました。治療が終わると、「もう治っているので、痛みがなければ一か月後からテニスをして良くて、でももし6週間経って痛みが取れないなら、再度連絡をください。」と言われました。

とても信頼できる感じの人で、丁寧に治療をしてもらえたのですが、残念なことに痛みは取れず、再受診となりました。明らかに良くなっているのは感じましたが。

再受診は、別の担当者になりました。骨の位置は正常に戻っているけれど、筋肉の問題で痛みが出ていると指摘されました。あと、左足首に15年以上前から違和感があり、階段を下りるときにいつも少し痛みがあったのも相談すると、これは簡単に治せるよ、と言って、5分ほどで治療してもらえました。

右肩は一度で治せないので、6週間後に3回目の受診の予約。2回目の受診後も痛みは減ったものの、まだ結構痛くて。そして先週、3回目の受診に行ってきました。今回は驚くほどその場で痛みが取れてびっくりしました。今も特定の動作をするとまだ痛みはありますが、テニスはして良いと言われ、今シーズン初めてテニスが出来ました!

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サーブはちょっと痛そうでまだ勇気がでませんが、久しぶりにパパとテニスが出来て、とても楽しかったです。

5分ほどで治してもらった足首は、その後も調子が良く、違和感もないし階段も快適に降りれます。

ちなみに、パパは高校生の時から右肩が下がっていて、2回目の受診は、パパの肩も診てもらいました。パパの肩は一回で治療完了。今も左右の肩が同じ高さのままです。

去年の今頃だと、気温が下がって外のコートでテニスは出来なくなっていましたが、今年は暖かいのでまだあと2週間くらいはテニスができるかな。短い期間だけれど、無理せずテニスを楽しみたいと思います。

ママ



 

Surprise (サプライズ)

親たちが集まり、夜な夜な工作して’Supurise’を作るこのシーズンのイベント。毎年このシンタクラースイベントに参加していましたが、今年からは一喜も上の学年に上がり、その必要もなくなりました。

オランダでは、家族の中でそれぞれがSupuriseを作り、中にプレゼントを入れて交換をすることもあるそうです。

めぐみたちの学年になると、さすがにシンタクラースなんて存在しないことを知っています。まれに9歳になっても、シンタクラースが本当にいると信じている子もいるそうですが。

めぐみたちは、それぞれが欲しいものを書いて、友達と交換し合います。シンタクラースが来る当日に、自作のSupriseの中にプレゼントを入れて、友達にプレゼントをすることになっています。誰のプレゼントを作ったかは、当日までヒミツだそうです。

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めぐみは男の子へのプレゼント。紙には、

・好きな動物:プーマ

・好きな食べ物:フライドポテト

・趣味:ゲーム、食べること、サッカー

・今まで貰ったSuprise:サッカーボール、ゲームのコントローラー

・欲しいプレゼント(5€以下):ポケモンカード、プレイステーションカード5€、

が書かれています。

めぐみの発想で、Supriseはマクドナルドのフライドポテトにしよう!となりました。難しいと私も手伝わないといけないと思っていたのですが、ほんのちょっと手伝っただけで、一時間ほどで完成しました。

そして、Supriseと一緒に詩を添えるのもこちらのお決まりで、今回は必ず詩も入れる事、と記載されています。詩はパパと作ってポテトの中に入れました。後はプレゼントを買ってSupriseの中に入れるだけです。

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めぐみが作ったSuprise、発想が良いし、本当に良く出来ているなぁとパパも感心してました。


ママ