初めての遅刻

めぐみが自分の自転車に乗って学校に行く時は、私はいつも徒歩にしてました。
学校までは徒歩でも15分ほどなのですが、帰りは自転車の方が楽だし早いので、今日は私も自転車に乗って送りに行きました。

こまめに背中を押してあげれない分いつもより時間がかかりそうなのを見越して、余裕を持って8時5分に家を出ました。学校は8時30分に始まります。

めぐみは私と別々の自転車に乗っての登校が楽しいらしく、右やら左やらキョロキョロしながら、「ママ、ほら見て、右の方に変わった赤い実が成っている。」とか、「向こうの方に青い服を着て自転車に乗っているのは、きっと〇〇だよ。」とか、ずーーーっとしゃべりながら注意散漫。
「めぐみ、まっすぐ前を見て！」と何度も声をかけますが、  景色を楽しみながら、ゆっくりゆっくりふらふら自転車をこいでました。 

無事に学校には着きましたが、時計を見ると8時30分！
急いで教室に入りましたが、いつもの歌が始まっていました。
あんなに早く家を出たのに遅刻でした。

めぐみが家に帰って来てから、「明日も学校に別々の自転車で行こうか？」と聞くと、めぐみは、「また遅刻しちゃうよ。」と。
「明日はもっと早く出て、ママとゆっくり自転車で行こう！」と約束すると、嬉しそうにしていました。

朝の準備を10分早くするのは少し大変だったりしますが、めぐみと二人で楽しく過ごす貴重な時間です。大切にしたいと思います。
明日は、7時55分出発！

ママ