Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

新技

パパと工夫して子育てをしているものの、思うように子供たちが言う事を聞いてくれない事は多々あります。最近、パパが脳科学の本を読んでいた時、子供たちにも使えそうだと内容をシェアしてくれました。

子供も大人も何かを命令されると、人間は反発するようになっているそうです。何かをして欲しい時は、

①、どちらを選択しても、して欲しい事になるような2個の選択肢を問いかけるか、
②、して欲しい事をした先の状況を問いかけると、こちらがして欲しい行動を取ってくれる、

との事です。

文章じゃ説明しにくいので、例えば、昨日の話です。

今すぐみんなで散歩に行きたいのに、子供たちはまだパジャマ。「散歩に行くから早く着替えて。」なんて言っても、部屋の遊びに熱中して聞く耳持たず。
「めぐみ、新しい学校の庭にお山みたいなの出来てたよね?あれ、どれくらい高いか登ってみよっか?」と言ったら、持ってたおもちゃを掘り出して、さっさと着替え始めました。(②の例)

その話がピンとこなかった一喜には、「一喜、ズボンとシャツ、どっちから着替える?」と聞くと、「シャツ!」と言って着替え始めました。(①の例)

夕方、部屋がとても散らかっていたので、「一回、片づけて。」と言っても、子供たちは無視して遊び続けます。「一喜、絵本とパズル、どっちを片づける?」と聞くと、「んー、じゃあパズル!」と言って片づけ始めました。(①の例)

一度の問いかけで上手くいかない時は、更に別の問いかけを次々としているうちに、面白いように子供たちはころっと態度を変えて、私の思っている行動に移ります。これはかなり使えそうです。是非一度、お試し下さい。

ママ