Simpel en Lekker

オランダでの日々の生活、子育て、仕事

校長先生へ

かれこれ2か月前の話です。一喜が学校の課題が簡単すぎてつまらないと。特に算数の課題がつならなさすぎると不満を言っていました。

私たちの興味もあって、一喜にネットのIQテストをさせてみました。一喜は6歳で、7歳以上からのテストしか見つからなかったのですが、結果は、7歳だとしてもIQ135以上。IQが全てではないですが、簡易のテストとは言え、学校での課題が簡単すぎると感じる事があっても、おかしくないかなぁと私たちも思いました。

それから、めぐみの担任の先生についても少しお話しておきたいことがあり、それも合わせて校長先生にメールで連絡することにしました。(本当は、担任とは別に特別な課題を主に担当している先生がいらっしゃるのですが、メールアドレスがわからなかったために、その旨を書いて校長先生に連絡しました。)

校長先生の対応は早く、すぐに返信があり、電話での面談を行うことになりました。

一喜への対応について、私たちからの依頼は、一喜に興味を持たせる難易度の課題を与えて欲しいこと。精神年齢は年相応だし、飛び級は全く希望していない事を伝えました。

校長先生は、一喜の状況や私たちの依頼について良く理解していただき、担任の先生に伝えてくれることになりました。そして、このような内容は、次回からは直接担任の先生に伝えて欲しいとのことでした。

めぐみの担任の先生への依頼も良く理解していただき、対応してくださるとの事でした。

校長先生にメールをしたのは今回初めてでしたが、丁寧な受け答えや対応に安心しました。

今回の件で、子供たちへの教育について、もう一度パパと色々と調べ、話し合いました。

ブログに書いたように、この学校が合わなくて転校していった子たちがいます。転校し、3か月で成績が平均以上に上がったり、転校前はお友達が殆どいなかったけれど、転校してからお友達が沢山出来た、など、転校して良かったとの話を耳にします。

また、この学校の勉強だけでは簡単過ぎてつまらなく、週に2回ほど、難しい課題に取り組んでいる学校に通っている子もいます。

私たちの体験を通して、イエナプランは、とても素晴らしい教育の一つだとは思いますが、飛びぬけている子への対応に限りがある事も感じてきました。他の教育よりは、飛びぬけている子への対応が出来ているのかもしれませんが。(自分の子供たちを他の学校に通わせたことがないので、他の教育との比較はできません。)

我が子が今通っている学校が合っているのかは、その都度見ていかないといけないと実感しています。

そして私たちの教育方針について。一つは、与えすぎないこと。今まで、おもちゃを始め、子供たちには、自由な時間以外は、極力与えない方針を取って来ました。その甲斐あってか、子供たちは二人とも特別に何かを与えなくても、夏休み中も、ずーっと自ら考えて遊び続けています。

教育についても同じだと再認識しました。一喜についても、こちらからさらにIQを伸ばすような課題を与えるでなく、一喜が興味を持つような課題を与える事だけに止めるようにフォーカスしていきたいと思っています。というより、むしろこちらからは、特別に与えないように、と思っています。そして、子供たちが興味を持ったものには、一緒に調べたり学んだり、今まで通り力を注いでいきたいと思います。

ママ